2006

H18年3月27日 月曜日
海 茨城
MAK

埼玉の姪達が春休みなのでこっちに来る事になった。
姉貴は電車より車の方が良いと言う。どうせ暇だし迎えに行ってやる事に。

俺を入れて4人乗る訳だからMAK車ではなくMAK母の車で初遠出。
車種は同じだがATなので渋滞が楽だろうし、1シーターと化してるMAK車より荷物が積める。

あそこまで行くなら足を延ばして茨城で遊んでこうと目論み釣具を積む。
1日か2日の釣りだからコンパクトに纏めるつもりが後部座席まで荷物がいっぱいに。

MAK母車は走行10万キロ以上だがエンジンを載せ変えてあるらしい。
危険な予感がしないでもないが、何の点検もせずにMAK母車は走り出す。

今回はスポンサーが居るので東名に乗る。やっぱ楽だわ。
東名用賀ICからMAK初の独り首都高チャレンジ。
渋滞なのでテレフォン人生相談やら何やら聞きながらノロノロ進む。
3〜C1〜6とテレテレ進み、常磐道へ。
一つ目のサービスエリアで休憩。ここまで4時間。
高速使った割には時間がかかったが、道は意外に簡単で良かった。
自分の中ではパラダイス化している茨城に向かってるので何も苦にならないし。

そこから更に1時間半、着いたぜ〜我がパラダイス!
そのままノンストップで支度をし、自作ワームで探ってみる。
稚鮎のような魚は2億匹見えるのだが他の魚の気配が無い。おかしいな〜?
マルタの姿も排水口でチラッと見えるだけだ。な〜んか嫌な予感・・。
暗くなれば状況も変わるだろうと次の港に移動。

ここも前回はマルタやボラがウヨウヨしてたのにまるで魚っ気が無い。
浮ついていた心が落ち着くと妙に寒さを感じる。
地元よりもかなり気温が低いしおまけに風も強い。

夜まで待って係留船の間、常夜灯、排水口、ベタなポイントを叩くも反応なし。
あれだけ居た稚鮎にボイルするかと結構粘ってみたが反応は皆無。
ここまで来てやってしまった・・・・。

まだまだこっちは真冬として捉えた方が良さそうだ。
地元のアングラーはマルタを排水口で飽きる位釣るとHPに書いてあったがどうやるのか分からん。
ポイントが違うのか釣り方が違うのか・・・。
地元でオイカワ釣るにしても場所は限られてるもんな〜。
そこではバシバシ釣れるけど他のとこじゃダメだもんね。

クッソ〜!前回は思惑通りに事が運び過ぎたからな。考えが甘かった。
埼玉に戻りつつ今晩の寝床を探す。

6号線は慣れたもの、以前トイレに寄ったフィリピンパブが隣接する怪しいロードパークで横になる。
しかしすぐにうるさい1BOXが隣にやって来た。他にいくらでも空いてるのにな。
バタバタと東南アジア系の女性が降りてくる。そこの従業員か。
その車の向こうにはラジオのボリュームMAXの軽トラが到着。
全く寝てられないぜ、移動移動。

23時までやってる大きい本屋を見つけ立ち読みして時間潰し。
セブンティーンアイスのワッフルコーンの奴は全て売り切れ、ついてねえ。
釣れない時の遠征の野宿はキビシイぜ。

すこし移動して次のロードパークに到着。ここは少しは静かそうだ。
しかし橋の袂にあるので道路と橋の継ぎ目でガッチャン!ガッチャン!車がうるせえ。
それでもウトウトし始めたら不倫度92%のカップル到着。
さっきもそうだけど、いくらでも空いてるんだから頼む、隣に来るなよ。
全く俺はトラブルを引き寄せる何かがあるよな。

降りてきたその手にはコンビニ袋に食い物満載、HOTEL直行確実。
少し食い物よこせってんだ、この野郎。
女の方(オバサン)の車を置いて野郎の車で出発だ。
夜釣りや野宿で結構こういう光景に出くわすんだよね。
さっき撃沈した港でも一組居たっけな。
ナンバー控えて後つけて写真撮って強請って生活の足しに・・止めよう。

少し静かになれば今度はシンシンと寒さが襲ってくる。
現時点でモモヒキ上下にTシャツと長袖シャツ、ダウンジャケットと結構厚着してるのにな。
トランクから毛布を出して包まる。
魚が釣れないのがこんなに寒い一因になってるのは確かだ。
流石に30分程ヒーターを点けて暖まる。

何やら騒がしくて目が覚める。また族か?時間は4時。
周りを見ると何故かオバサン軍団集結。7〜8台の車でワイワイ。
俺の車は移動不可能、と左右をオバサンに封鎖されている。
全く何だよ・・。仕方なくトイレで小便してまた毛布に包まる。
30分程でオバサン達は次々と何処かへ出発して行った。
不倫カップルはまだ帰ってこない。
こっちは独りでブルブルしてんのにさ。

翌日、微かな期待を胸にハスとニゴイと遊んだ川へ行くも生体反応ゼロ・・。
そのまま4時間かけて埼玉へ行き、姉貴と姪達を拾って更に3時間半かかって自宅に到着。
後日ブレーキランプの球が両方切れていた事が判明、危なかったな〜。
やけにあおられたのはこのせいか。

今回は色んな意味で痛い遠征だった。
でも冬の釣りや車中泊の厳しさ、初の首都高と勉強になった事もあるからな。
この経験を糧として次回に活かそう。トホホ。

RESULT
ボウズ


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