2006

H18年6月24日 土曜日
海〜川〜海〜川
MAK・TOMO・MASTER

昨日は仕事が3箇所で5人と忙しかった。
これで何とか今月も凌げそう。皆さん、ありがとう。

最近、苦手な土曜は高確率で晴天、仕事も無いし出勤しますか。

海に到着、朝早くからメジャースポットは人ウジャウジャ。
人がやらないとこでやらない釣りをすれば問題無し。

車を停めて釣り開始。
ここは石積みのスロープだったのにコンクリ流して埋められてしまった。
それでも海の中は石積みが残ってるので探ってみる。

アナハゼHIT!


アナハゼを追加しながら移動する。

グイ〜ッとパワフルなファイトの主はカサゴ!


更に岩陰から黒い弾丸発射!強烈なUターンを堪えて抜き上げる。
ムラソイGET!根魚達が生き残ってて良かった。


ここでパンチパーマの漁師風の男が寄って来た。サングラスにステテコに腹巻とチンピラルック爆発。

「な〜に釣ってるだよぉ?」この言い方、コイツら怖いもん無しで良いね。「何でも良いので遊んでます。」

「この辺はカサゴは居ないんですか?」得意の弱々しい初心者のフリ。「み〜んな持ってちまうだもん、いねえよ。」

「クーラーに何でも突っ込んでさ、こ〜んな小さいのもだよ。」「カサゴとかはすぐ減っちゃうんですよね。」

「バショウもカサゴもこんなのだぞ。どうすんだ?って聞いたら唐揚げにして食べるだってよ。ったく馬鹿だ。」

正直、この年代でこの風貌の人がこんな考えを持ってる事に驚いた。
「釣れりゃ何でも根こそぎだよ。どうしょもねえ!」「全くですね。自分の事しか考えてないですから。」
意外な組み合わせの2人が盛り上がる。こんな人が1人でもこの界隈に居ると思うと嬉しかった。

こうなってるのはメディアにも責任がある。
ルアーの雑誌では「根魚はリリースを!」とか言ってて餌の雑誌は「食べて美味しい根魚を釣ろう!」
な〜んて特集してやがる。テメエら同じ出版社じゃねえか!矛盾してるぜ。

商売なのは分かるがキープ派をあまり煽るなよ。美味いなんて聞けば小さいのもぜ〜んぶ持って帰っちまうだろ。
根魚の再生が遅いだ数が減ってるだなんてキープ派は全く関係無いんだから。
ま、ここで何言ってもダメだろうね。や〜めた。

オハグロベラGET!昔よく釣ったコイツもやっとこれでUP出来るな。


車で移動、駐車場所から5分ほど歩く。
アナハゼはガンガンHIT!強烈な突っ込みはササノハ君!


ここではササノハ好調!このサイズはロッドをひん曲げる。面白え〜!


アナハゼもデカイ!


今日は午後からTOMOが出られるので、この位で止めとこう。後で来るかもしれないからな。
意外に優しく細やかな私。

TOMOの職場に行く途中、ちょっと寄り道、川でフライロッドを振る。
良いサイズのオイカワがバシャ!ドライに出てくれた。これも面白いよな〜。


TOMOの職場で仕事が終わるのを待つ。
腹が減ったのでTOMOの非常用の食料を食いつくす。
「MAKが来ると食料全部食われて荒野になっちゃうよ。」「俺ってイナゴみたいだな。」

仕事も片付き出発、何処行こうか考えてるとMASTERから電話。
少し出られるとの事、海で待ち合わせる。

途中100円ショップで買った500mlの野菜ジュースを一気飲み。
TOMOは「そんな人居ない!」とゲラゲラ。更にサラミを1袋一気食い。
お菓子もムシャムシャ、「もうサラミ食べちゃったの?!」「フガ。」「はえ〜!」

お菓子を半分で我慢するか悩んでると海に到着、MASTERは時間がかかりそうなので釣りして待つ。
アナハゼを釣りながら移動、MASTERが到着、今居るポイントで待ち合わせ。

「デカイの歩いて来たぞ。」半年振りにMASTER登場。
同士の中で心底釣りが好きな3人が久々に集結。全員超ULタックル。

TOMOがムラソイ、カサゴをバシバシGET!「このロッドだと凄い!」最近調子良いね〜。


ブランクのせいで全てが儘ならなかったMASTERもアナハゼGET!


MAKにもデカイ何かがチェイス!HIT!強烈なファイトはキュウセン!
鰓蓋に掛かってしまったがチェイスの末だからGETで良いだろ。


TOMOの車に全員乗り込み移動、次は結構歩くのにサンダルだ・・。
テトラを移動するので危険、身体能力でカバー。

TOMOはササノハ連続GET!「すんごい引き!面白い!」
更にクロちゃんも入れ食い、どうした?TOMO!


MASTERもクロちゃんをGET!皆その体に似合わぬパワーに驚く。

午前中、気を使って叩かなかったポイントは潮位の関係でダメ。
あ〜あ、ふてくされてるとギュイ〜ン!HIT!「でかそう!」

ポンピングして対抗!ナイスサイズのムラソイGET!
何度も折ってる拳が歪。拳は男の履歴書だ!


帰りに寄ったとこでは怒られ侍の本領発揮!「おい!ここは立ち入り禁止だぞ!」漁師に怒鳴られる。

いつも釣り人居るのにな、「すいませ〜ん!」ヘコヘコしながら移動。ずっと睨んでやがる。
網干し場だから気持ちは分かるけどさ。ここの漁師のゴミの捨て方酷いの知ってるから何か釈然としないね。

「やっぱMAKが怒られたな。」TOMOは嵐を呼ぶ男の神通力に脱帽。そんな力いらねえ!

クサフギングにもチャレンジしたがチェイスのみでHITならず。

港ではネンとクロが大量に海に浮いてる。だって親子連れが蹴ってるんだもん。
この前の再現じゃん。蹴ってるの父親だけど。ここにも悪しき輪廻が・・。

最後にMASTERがここでネンを釣って終了。

ところがMASTER帰宅のつもりが「駐車場16時に閉鎖します」既に17時、施錠済み。
チェーンを上に引っ張れば通れそうなのでTOMOとチャレンジ。
タイヤにポール挿してるだけの重しを片手で車の屋根の高さまで持ち上げる。
無事脱出成功!怒られ侍が怒られなかったのが不思議だ。
MASTERはまだまだ釣りしたそうだったが仕方あるまい。

TOMOと野池に行くも管釣り並の人出、ニゴイ釣り場も魚影が見えず・・。

職場への帰り道、小さな川を覗くと良い感じ。
KINGを拾って川に戻る。自分の車に乗り、後を追う。

ライズが凄いのでフライを落とすと好反応!
川は狭く、道路っぱたで後ろを通行人が結構通る最悪の環境。
それでも7匹釣って終了。TOMOはここで帰宅。MAKは更にナマズを狙う。

この川では日頃よくナマズを見かけたので初トライ。
1投目、カポカポ・・・ドバン!え?いきなりバイト!しかしHITせず。
真っ暗な川岸を暫く歩いたがそれっきり。移動。

次のとこはナマズなんぞ見た事ないが環境は揃ってる。経験と勘で割り出したポイント。

どうせダメだろな・・ところが3投目にドバーン!HIT!しかし痛恨のバラシ・・。
ガックリきたが少し進んで再びキャスト!バコン!また出た!しかし乗らない。

キャスト!カポカポ・・暗闇にジッターの奏でる音が響き、水面には三角の引き波が出来ている。
ガボガボ!HIT!今度は追いアワセもバッチリ!遠くでHITしたので苦戦!
やっと近くまで寄せたとこでフッと軽くなる・・。やっちゃった〜!幽体離脱。

くそ〜!車に戻りフックをチェック、純正のフックって甘いんだよな。次は交換して来よう。
あ〜悔しい!

久々に釣りキチの同士達と遊べて楽しかったなぁ。
超ULゲームもやっと皆にその面白さを分かって貰えたしね。
なかなか集まれないけどまた行こう!

今日は8種類の魚と遊べて有意義だったなぁ。
これでナマズが獲れてれば、とは贅沢だな。

RESULT

アナハゼ25匹・ササノハ5匹・カサゴ1匹・ムラソイ2匹・キュウセン1匹・オハグロベラ1匹・クロホシイシモチ1匹
自作ワームにて


オイカワ13匹
ドライフライにて


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