2006

H18年8月21日 月曜日
川〜野池〜川
MAK

昨日は久し振りに1日家に居た。コイやギル用のフライを作ったり、ポーチを整頓したり。
準備が整うと釣りに行きたくなったが、夏休みの日曜だしやめといた。

今日は早起きするもモチベーション上がらずグダグダ。
朝から珍しく長電話した後、やっと出発。既に10時過ぎ。

海へ到着。しかしまだまだ夏休み、人が5万人。
ここならと思って寄った港も、川崎ナンバーのルアーマン達がエコギアをガサゴソしてる真っ最中。
あ〜何か嫌になっちゃうな。早く夏休み終わってくれないかな。

海は諦めて淡水釣り場を巡回。以前全くダメだったとこも状況が変わってる可能性があるしね。
先ずは以前フライでオイカワ、ルアーでウグイやカワムツを釣ったとこ。
去年はかなり遊ばせてもらったとこだが、今年になってからは魚影が見えなかった。

上流は相変わらずダメ、ここは通称「管釣り」と呼ぶ位、魚影が濃かったのに。
下流は小物達が少〜し復活、代わりにコイがウロウロ。
丁度昨日、コイ用のストッキングフライを巻いたので試してみるか。

見るからに釣れそうなコイが数匹。ボトムをブオブオやってる奴は大抵1発で釣れる。
もっとも、先にコイに気付かれないストーキングと、1投目でコイのフィーディングレーンに入れられる
キャストコントロールがあればの話だけど。

川幅は1m位だし水深も30cm位なので、フライロッドを振ると逃げそう。
タニヤマのロッドとプロシューターに8lbのMAKタックル2にフライを付けてガン玉をかませる。
土手から位置を確認し、下に降りてからはソリッドスネーク並のストーキング。

よし、ターゲットは5m前方。キャスト!ターゲットの1m前方に着水。ターゲット、フライを捕捉!躊躇無く吸い込んだ!
ぬん!思い切りフッキング!HIT!ジ〜ッ!流石はコイ、パワフルじゃのう。

バシャシャ〜ン!ヘッドシェイクしながらジャンプ!何度もドラグを鳴らして突っ走る。良いファイターだ。
MAKタックル2なので余裕を持ってやりとり。寄せたが恒例のネット不所持。一応パチリ。


50cmちょっとか?体高あってカッコイイな。水面近いから手で掬えるけど、その後大暴れしそうだな。


プライヤーでフライを持って水中で外しリリース。フックが曲がっちゃった。

数匹居たコイも、さっきの猛ファイトで一切居なくなってしまった。当然だわな。
下流まで結構歩いて見に行ったが、稚アユは多いのにオイカワやカワムツは去年の10%位。
ここも暫く来る事もないかな。

休憩して、お得意さんに電話を入れると何と今日来て欲しいとの事。
いつも約束した日にすらまともに家に居ない人なので予想外の展開。数回玄関まで行ってそのまま帰って来てる。
ここからじゃ指定された時間に間に合いそうも無い。少し遅れても良いか聞くと都合が悪いとの事。
空いてると言う水曜日にしてもらう。また忘れるだろな。いつも前日の約束すら忘れてるもんな。
当日の確認の電話でもドタキャン率高いし・・。でも仕事させてくれるだけありがたいと思わなくちゃね。

野池に移動、夏休みなので5万人を覚悟していたが中学生位の子供が2人のみ。
これなら少しやってみるか。子供は餌でバス爆釣。厳しいぞ、こりゃ。

反対側から半周する。チビバスがHIT!1匹出ると気分が楽だ。


かなり渋いが、少し歩いて再びGET!


チビでも釣れれば楽しいのよ、俺は。右のは最小。


1時間弱で極小5匹。さ〜て、何処行こうかな?

カワムツでもやろうかな、何て思いながら川へ移動。
去年バスが居た川をダメ元で覗く。お!数匹浮いてるのが見える。復活か?ちょっとやってみよう。

自作ワームをキャスト!フォールに反応するもHITせず。今度は速い動きで誘うとHIT!
バシャバシャと鰓洗い、ガタイの割にパワーあったな。


表層の速い動きに反応が良い。連続HIT!マジでここのパワーあるぞ。体高も他よりある気がする。


丁度去年の今頃の再現みたい。何か不思議な気分。あれから何度も覗いたけどダメだったのにな。
去年はここ潰れるの早かったもんな。今日、居る時に釣っておこう。


去年と同じで気付かれる前に発見しないと警戒してしまう。
川を睨みながら(目が悪いので)ソロリソロリと歩き、時にピタッと止まるゴリラ男。1年ぶりでも不審者健在。

いつもファントム満月って書くけど、ここの小バスはマジでパワフル。このサイズで完全に満月。


皆グッドコンディションで腹パンパン。すこし大きめのバスがHIT!これがロッドを曲げる曲げる!
ジャンプも披露、凄いパワーだな、何て思ってたら自分を見るようなこの体格。
凄えガタイだな。小さくてゴツイとアンバランス・・でも俺はカッコイイと思うぞ、バス君!


ホントに去年のリプレイみたいな感じ。これから通おうって時に潰れたからな。今年は居る間にもっと来よう。

トラックのオッサンが俺の後ろで見てる。「絡まれ侍」降臨だ。
昔から皆で釣りに行くと、怒られるのも俺だが、話しかけられるのも必ず俺だったっけ。何でかな〜?
顔も体つきも、話しかけやすい人には見えないと自分では思うんだけど。

釣れると面倒なので休憩し「こんにちは!」と作り笑いで挨拶。
色々話すと良い人で結構ここの情報持っていた。しかもバスの存在も知っていたのでビックリ。
「外来魚が結構居るだよな〜。」まさか農家のオッサンが知ってるとは。今年も早く潰れそう。
面白い情報も教えてくれた。そうだったのか〜と納得。

釣り再開、速い動きにもスレてきた。日陰になってる壁際ギリギリにキャストしてくと反応あり!


釣れる時に釣っとこう。やっぱ俺はマブナのチンピラ兄ちゃんみたいな考えは出来んな。


一番釣れてる時にやめるなんて無理だ。反応無くなってカツカツになって後味悪くなってもやるさ。
天候、気温、水温、風、人(これが色々と面倒)、犬etc。二度と同じ条件で釣り出来る事は無いのだから。

調子が出て来たとこで、今度はチャリのオッサンが遠くから一直線に俺目掛けて走って来る。頼むから来ないで。
再び「絡まれ侍」降臨。「釣れるかい?」「いや〜ダメですよ。ハハハ。」嘘ばっか、イインダヨ。
この人も意外に良い情報を多数もっており、収穫あり。

話してる最中に巨ライギョが目の前を泳いで行く。マジでメータークラス!ひょっとして去年の奴か?
ちょっと上下の端が裂けた尻尾の感じがそっくりだった。キャストしようかと思ったがやめておく。
違う魚かもしれないが、何だか旧友に再会出来たみたいで嬉しかったからだ。

オッサン2人で計50分程のタイムロス。でもそれなりに収穫あったし良いか。

反応が悪くなったので終了。帰り道でクンちゃん(ローカルの国本アナ)のロケ現場を見てしまった。
彼も年とったなぁ。俺もオッサンだもんね。そらクンちゃんも老けるわな。

魚は釣れて楽しかったが、何だか懐も頭も日に日に寂しくなっていくのう。

RESULT

コイ1匹
ストッキングフライにて

野池
ブラックバス5匹
自作ワームにて


ブラックバス13匹
自作ワームにて


TOP
BACK
PREV
NEXT