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川
ＭＡＫ
２時半に寝たのだが、６時に目が覚めたので、そのまま起きる。
トイレに行ってからゴミを出しに行き、飯を食ってゴロゴロ。
結局出発は８時近くなってしまった。土曜日だからなぁ。何処行こう？
海まで行ってみるも何だかやる気が起きずにスルー。
色々行きたいとこはあるのだが、人が居ると嫌なのでやめておく（病気だな）。
全く決まらずフラフラしてガソリン消費。今朝見たら１４４円になってたってのに。
先日ＴＯＭＯと来た川をスルー。しばらく行って戻って来る。
何処もダメっぽいし、こういうとこでノンビリやるか。
ショルダーを肩にかけ、ロッドを持ち、川まで降りる。ここで釣りをするのは初めてだ。
数日前から風が爽やかになってきた。今朝などは少し肌寒く感じる程だ。
あの夏のムワ〜ッとした熱気も終わりかと思うと、何だかちょっと寂しい。
いつも外で一日中釣りをしてるので、季節の移り変わりが体で感じ取れる。
キャストを続けるも一向に反応が無い。少しづつ歩いて移動する。
すると二ゴイが下流からス〜ッ。ドキドキしながらキャスト！ワームは二ゴイの１ｍ先に落ちる。
ワームに気付いてスピードＵＰ！こういう時は必ず食う！パクッ！ＨＩＴ！フッキング成功！
バシャバシャ！里川の静寂が破られ、今日もドラマは始まった。ジ〜ッ！ドラグが滑り出す。
ファントムはヤバイ角度にひん曲がる。草に巻かれないようにロッドを突き出してファイト。
ギュギュ〜ン！意外に澄んだ水の中を二ゴイが突っ走る。綺麗だなぁ。
今日はやけに落ち着いている。足場が高いが、ネット不所持は当たり前。
蛇篭（じゃかご・フェンスみたいな金網に石が入ってる奴ね）が階段状に積んであるのを発見。
あれなら何とか水面まで行けそうだ。ゆっくりとファイトしながら誘導する。
グイグイと体をくねらせて抵抗するも、既に突っ走る力は無いようだ。
蛇篭の一番下まで降りるも手が届かない。右足をザブン、いつもの事だ。
左手にロッドを持ち、右手で魚体をすくい上げる。デカ！
６０ｃｍの二ゴイ。二代目ファントムにも無理させてるな。先代からの宿命、許せ。
セルフでパチリ。１人だと色々大変だ。
川に戻し、ゆっくり人工呼吸。遊んでくれた魚を、より身近に感じられるこの時間、結構好きだ。
「オマエ凄かったなぁ。アリガトな。」ブツブツ言いながら、魚が回復するのを待つ。
横になっていた魚体を起こして、ゆっくりと泳ぎ出す。
「もう平気か？」魚と真面目に会話する筋肉男。危険指数１００。
スイ〜ッと泳いで行く二ゴイを見送って後片付け。丁度そこに初老の男女がやって来た。
「何が釣れるんですか？」「ウグイとか二ゴイです。」「餌は何？」「ルアーです。」
「楽しそうだね〜。」顔がにやけてたのかな？そんなに緩んだ顔してたのか。
去っていく初老の男女。小さく「二ゴイって何？」女性の声が聞こえた。そら知らんわな。
右足がグチョグチョだが、車に乗り移動。ＴＯＭＯと来たとこは少年野球団が占領してる。
ＴＯＭＯはどうかと電話「ピンク野武士ですが・・。」まだ家に居た。今日は無理らしい。
少し先に車を停めて歩く。カワムツ狙いのつもりが、二ゴイの群れを発見。
ダメ元でキャスト！案の定シカト。ここのは以前、ガルプを平然と無視してたからな。
自作ワームの白に変えてフワフワ漂わせる。群れの中の１匹が反応、ここでボトムに落とす。
そしてピョコン！パクッ！食った〜！ＨＩＴ！
ジ〜ッ！今度の奴のがパワフルだぞ。ファントムは満月どころではない。「つ」の字だ。
上流に向かって突っ走る。ここも同じ様な蛇篭があるので、ファイトしながらすぐに下まで降りる。
草が結構生えてるので危ない。巻かれたら４ｌｂなんぞ簡単に切れる。
蛇篭の足場が狭いので苦戦。転んで川に落ちたらデジカメがマズイのでバッグを肩から外す。
やっぱポーチの方が一体感があるな。
対岸を歩く爺さんがずっと見ている。こんなにロッドが曲がってるんだもんな。バシャバシャ暴れてるし目立つよ。
さっきの奴より体力が残ってるのは承知だが、思い切って寄せて右足ザブン。
そして右手でザバッ！ランディング成功！５８ｃｍ！太いな、コイツも。
セルフでパチリ。このサイズをＭＡＫタックルで２匹釣ると疲れるわ。
人工呼吸しようと水面まで降りるといきなり大暴れ！そのままザブーン！
しばらくひっくり返って居たが、元気に泳ぎ出した。焦らせるなよ。
下流まで釣り歩く。カワムツがポツポツＨＩＴ！
少年野球団が歩道を私物化し、リレーをやってる。大騒ぎしてるのでＵターン。
帰りながらカワムツ数匹追加で終了。
 
ＴＯＭＯの職場で休憩し、昼頃そのまま帰宅。
今朝は釣りしないで帰ろうかな〜、なんて思ってたのに良いサイズの二ゴイを２匹釣る事が出来た。
魚との一期一会、やっぱ釣りって面白いわ。
ＲＥＳＵＬＴ
川
二ゴイ２匹・カワムツ７匹
自作ワームにて
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