2006

H18年9月15日 金曜日
野池〜湖〜海
MAK

昨夜は超久々にMASAとイカを狙いに海に出かけたが強風&高波。
MASAが2分も持たずに「釣れねえ」とか騒ぐので釣りは不可能。
それで釣れてりゃ魚屋いらねえだろ。毎日のオカズに困らんよ。
全くアイツは根気ってもんが皆無の人間だ。
結局ラーメン食って帰宅。何やってんだか。

週末、埼玉に姪の運動会を見に行くつもりだったが、風邪気味だし来週仕事も入ってるので今年は諦める。
早起きしたのだが、その連絡をする為に釣りには出かけず。

通勤ラッシュの時間になってしまったのでダラダラと時間を潰す。
10時前に気が乗らないが出発。ところが門を出たとこで、以前の職場(介護)の人とバッタリ。
色々話しこんでしまって結局10時半出発。

何処行こうかな〜?風も強いし熱っぽいしでイマイチやる気が起きない。
最近、「よし!行くぞぉ!」みたいなテンションで釣りに行ける事が少ない。流石にマンネリになってきた。
人が居ないとこを回る俺の釣りでは釣り場が限られるし、変化が少ないからな。

回遊魚狙いで人気のある堤防に行ったり、メジャーレイクに行ったりすれば釣行記も華があるのだが。
メッキ狙いで伊豆を回ったりね。忍野で鱒釣ったりとかさ。

な〜んか年々人嫌いになってるので、いつもの釣りになっちゃうんだよね。
MASAには年々頑固になってきたと言われるし。

目的地も決まらずフラフラ。海はこの風ではダメだろう。あそこの野池でも行くか。
TOMOやMASTERと小バス釣りを楽しんだ野池に到着。

しかしクリアだった池はマッディに・・。サイト不能でやる気ゼロ。
一応一周してみたが反応無し。最初のポイントに戻り溜息をついてるとHIT!
バスに触れてビックリ。すげ〜冷たい。ここってこんなだったっけ?


こりゃダメだと移動。無謀にも地元ではなく、殆ど行かない海へ。

しかし強烈な風&波!予想はしてたが。
昔コトヒキと遊んだ川で少しやってみるも、2度チェイスがあったのみ。

どうせなら湖まで行っちゃえ。いつもながら無駄に移動距離が長い。
無事に到着、ここも久し振りだ。フライを持ってギル狙い。
早速チビだがGET!


その後もこのサイズは釣れるのだが、何故か大きいのが居ない。
ここで馬鹿そうな二組のカップルが俺のポイント目掛けて石を投げ出した。
小僧〜!とか思ったが、最近は大人になろうと努力中。自分がその場を去る。
文句言っても女連れの奴は見栄を張るから始末が悪いしね。
こっちは闘い出せば相手が動かなくなるまで止まらないし。

これだけ広い湖で、何で釣りしてる人のとこで石を投げるのか理解不能。
何年か前だったらどうなってたか分からない。ま、良いさ。いつまでも尖ってたらカッコ悪い。

やっと「ぎるせん」で普通サイズが出るもデジカメの調子が悪い。フラッシュが変な感じなのだ。


移動しながら、久し振りにフライロッドを振りまくる。やっぱフライも面白いな。

バシャ!派手に出たのはバスだった。「ぎるせん」丸飲み。


しかし何でチビギルばっかなんだ?ここはデカイの出たのにな。

かなり歩いて、また戻って来る。小さいバイトが多発したとこで普通のドライに交換。
よし!食った!小さいバスだ。


ドライが壊れてしまったので交換、ところが丁度良いサイズのフライが無い。
1つだけアントがあったので結ぶ。ドライのはずが、すぐに沈んでしまう。
それをチョイチョイと動かすとス〜ッとラインが走る。これも楽しいぞ。ギルを連発。

ここで後ろから「釣れないら?」絡まれ侍降臨。饒舌なオッサン登場。
リリースすると「戻すな!」とか言い出した。「生き物殺すの嫌なんで。」適当にあしらうもオッサンうるさい。
「ブラックだ、ギルだ、増えてしょうがねえ!生態系が壊れちまう!」オッサン絶好調。

「俺はこの湖の管理人だ!」とか「近くの湖の監視員もやってる」とか威張りだした。
「あの湖なら毎日HP見てますよ。」と言って、近況を話したら全然チンプンカンプン。
オッサン何だか都合悪そう。やたら話を外来魚問題に戻そうとする。
そもそも、この湖には管理人などいないし、あの湖の監視員ってのもハッタリだな。
見ず知らずの人に自分を大きく見せようとする。嫌だねぇ。

「いつも湖が汚れてると市の環境化に電話してんだ。」まあ、とにかく色々と喋る。
「刺し網でブラックとギルを駆除しようと思ってんだよ!」段々腹が立ってきた。
「あれを見ろ。ここにはミシシッピガメが何匹も居るんだ。」それ大きくなったミドリガメだぞ。

今日は何故か神経を逆撫でされる事ばかり。さっきのバカップルやこのオッサン。
そして延べ竿に餌でギルを釣りまくる老夫婦。しかもコイツらキープだよ。ビクにいっぱい。
釣れた魚をどうしようと勝手だけど、そういうの見たくない。気分悪い。まだ食べるなら良いけどさ。

それを見たオッサン、「いいぞ!やれやれ!」そろそろ封印が解けそうだ。やばい。我慢!
「何処でもエビが獲れなくなってよぉ。これだから困るんだよ。」メディアの情報を更に酷く解釈してるオッサン。
とにかく喋り続けるのだが、嘘ばかりでイライラしてくる。

バスは絶対にギルを食べないとか、霞ヶ浦じゃどうのこうのとか大嘘ばっかりだ。
流石に口を挿みたくなってきた。

「ここも増えちまってよ〜。」「ここは皇室の誰だかが日本で最初に放流したんです。」
「そんなの関係ねえ!刺し網持ってきて俺が駆除する。」「他に移さなければ釣って遊んでもいいんですよ。」
敬語も限界だ。

しかもコイツ、この湖で唯一魚券を売ってる店の名前を言ったら知らないでやんの。
それでよく延々と30分も俺に講釈たれてるよな。

再びビクを手に移動する老夫婦を見て、オッサン「もっとやれやれ!」
「なーんかムカつくな・・。」ボソッと低い声で勝手に口から言葉が・・危ない。

それまで愛想良く低姿勢だった好青年の変調にオッサンも気付く。
「おい!オッサン!テメーは何だ?ここでエビ獲って暮らしてんのか?」
呼吸が荒いし、言葉が出にくい。こういう時のワタクシ、軽くヤバイ。

オッサン、俺の顔を見てコントの様にあたふたしている。何だ?コイツ。言い返してくると思ったのに。
俺どんな顔してんだ?「ギッタギタにしてやる〜!」のジャイアンか?試合前のヴァンダレイ・シウバか?

「俺はコイツら釣って遊んでるんだからさ!駆除だなんだ言われりゃやっぱ頭来る訳よ!」
「そ、そうだね。楽しみに来てる人も居る訳だな。」「ここでグダグダ言ってたってしょうがねえだろ!なあ?」
「いや、出来れば戻さない方が・・」「この湖にそういう決まりがありゃやるよ!人それぞれ考え方が違うだろ?」
「政府の言う事イチイチ鵜呑みにしてんじゃねーよ!」

この辺でハッと我に返る。最近気をつけていたのにやってしまった。
言いながら届く範囲の物を蹴ったり殴ったりして破壊する癖があるので、知らぬ間に枝とかボキボキ。
枝よ、スマン。バカップルまでは我慢したから成長したよな。

このオッサンのハッタリも全部暴いてやろうかと思ったがやめた。
人の出方次第でコロッと態度変えやがって。小せえ人間。

「あっちの水路の方に大きいの居るよ。案内するよ。」何だかこの男が哀れになってきた。
「オッサン、あの老夫婦、あのギルどうするか聞いてよ。」やっと俺も正気になってきた。
その後もポイントの説明を続けるオッサン。半分は適当だったが。

結局、俺に絡んでから小一時間経過。やれやれだ。
インチキポイント案内が終わると、すぐに車に乗って走り去った。アホが。
話しかけてきて人を気分悪くさせる。最低の人間だ。こっちの出方で大きくなったり小さくなったり。
やっぱ俺は人が居る釣り場は嫌だな。釣り人以外でも。くだらないトラブルの元。

やっと釣り再開、何だか気分が悪い。確かに外来魚問題は難しいけどさ。
環境破壊の方が外来生物より自然界に悪影響を及ぼしてると思うよ。

チビギルならバシバシ釣れる。再びバスGET!


途中良いサイズが何匹かロッドを曲げる。ホント楽しい♪この楽しみ、奪われてなるものか。


そして今日一番のファイト!2番はスリリングだね〜。21cmのギルGET!


追加しながら車の辺りに戻る。そしてフライでバス4匹目!小さいけど楽しい♪


最近は暗くなるの早いね。変な事もあったけど、来て良かったな。
結構遠い我が家を目指す。途中、海に寄り道。

1投目でカサゴGET!良い引きするわ。いよいよデジカメがヤバイぞ。


3投目で再びカサゴGET!調子良いねえ。やっぱデジカメ変だな。


アナハゼもGET!ってフラッシュがダメだ〜。新しいの買う金無いよ。


ネンを4匹追加、海も短時間で遊べた。

湖では色々と面倒だったが、結果的には楽しく遊べたな。
今度から話しかけられない様に、作務衣に雪駄、金のブレスとネックレスでもしてこうか。
人よけの為だけに、ドーンと和彫りでも入れたい気分だよ。

RESULT
野池
ブラックバス1匹
自作ワームにて

ブラックバス4匹・ブルーギルたくさん
「ぎるせん」・ドライフライにて

カサゴ2匹・アナハゼ1匹・ネンブツダイ4匹
自作ワームにて


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