2005

H17年5月23日 月曜日
海〜野池
MAK

キツイ仕事のはずが半日で終わってしまい拍子抜け、人海戦術用にシルバーを雇った為だ。
シルバーパワー恐るべし。

夜は人と会う約束があるものの、な〜んか中途半端なので夕方まで釣りをしてみる事にした。
ちょっと遠征し、海でフライをやってみるも全く相手にしてくれる魚がいない。

それならばとオイカワが行くたび爆釣の川へ行ってみると・・。重機が忙しそうにガタガタ。
あんなに綺麗だった里川は無残にもぶっ壊されてた。

釣りをやってると普通の人より環境破壊が身近に感じられる。
増水しても溢れる事など皆無の小さな里川、コンクリートで3面護岸すれば
どこかの誰かのふところがあたたかくなるんだろう。

釣り日誌をつけてきて、潰されてしまった釣り場の何と多い事か!
たかだか5年でだ。
ワシは釣り人だから釣りが出来なくなったのは勿論腹が立つ、でも何の為の工事なのか、
それによって何が改善されるのか、言出しっぺの奴に是非お聞きしたい。
予算を使い切る為の工事ならいつも通りそこらの道でもひんめくってまた埋めろ。
全く釈然としない河川工事って多いよな。
あ〜腹立つ。

ガッカリしながら野池に。ルアーマン1人、やってみるか。幸先良くドライでギルをGET!


しかしここの魚はみんなスレてるんだよなあ。流れ込みに移動し、オイカワを狙う。
流水に比べ止水のオイカワは更に難しい。

木のオーバーハングしてる下にバス、ギル、オイカワ狙いでキャスト。
「パシャ!」HIT!いいヒキするねえ、ってオイカワだ!


久々のランカーオイカワのヒキに驚いてしまった。

移動後、日が傾いてきたせいかオイカワの雨のようなライズ。
ドライにも素直に出るようになってきた。
ギルとオイカワが同じポイントで同じフライに出る。
バスだって素直な奴なら出るだろう。いいとこだなあ。
ここでオイカワを釣るのは初めてだったがランカーサイズが多くて驚いた。


こんな小さな野池で何年も前から釣りしてるがオイカワは毎年いっぱいいる。
これっておかしくないですかねえ、小池大臣さん。
あんたがたの持論は何々?外来魚のブルーギルやブラックバスが在来種を食い尽くすんでしたっけ?
雨のようなオイカワライズが毎年夕方キッチリあるんですが・・。
ここはギルもバスもいっぱいいるんですけど。

釣りしてるといつもそ思うんだよね。
精進湖も一碧湖も他の野池もワシが知ってる釣り場は何処だって
バスもギルもオイカワもフナもコイも共存してるよう見えるんだけどね。
まあ専門家の先生方の言う事に素人が何言ったって仕方無いけどさ。

魚のせいばっかにしすぎだよ。
1978年の漁獲高に比べ・・っておいおい。
周りの森や林は減ってさ、
周辺の民家だって生活排水の量だって工事による環境破壊だって現在までにどれだけ増えてるのよ。
そこの場所自体、劇的に変わっちゃてるでしょ!
昔とまったく同じ状態でバス、ギル入れて調べろよ。

まあ御上の決めた事は通るのが人間始まって以来のモノ。
有明の例の水門だってあの通り。

ワシの大好きな姪達が大人になる頃は見せかけの緑しか残らないんじゃないか?
今回の釣行記は妙に愚痴っぽくなっちゃったな。

RESULT
ブルーギル4匹・オイカワ5匹
ドライフライにて



TOP
BACK
PREV
NEXT