2005

H17年6月4日 土曜日
精進湖
MAK MAK父 MAK母

両親が「たまには自然の中でのんびりしたい、遊び歩いてるMAKなら何処か知ってるだろ?」と言うので
MASTERとの予定をキャンセルして親孝行する事に。MASTERすまん。

天気は怪しかったが4時起きで一路精進湖へ。
テクテクと還暦間近の両親と緑で覆われた道を歩く。
「グリーンシャワーだ!」嬉しそうに深呼吸をする2人を見て、「そんな言葉あるのか?」と思いつつ来て良かったと
実感。

先日いい思いしたポイントまでは10分程。ここならMAK父の希望の「野外で食事」もできそうだ。
早速フライフィッシング初体験のMAK父に手ほどきするも意固地な為、言う事を聞かない。
しかもタックルはワシのを使えと言ってるのに先日テストした「シェイクスピア」のロッドに中古のコータックリールを
手放さない。
ロッドが大問題で短い為、初心者には扱いにくいし、スピニング用の為、反発力が強すぎるのだ。
勝手にしなさいと放任。それでもそこそこ投げられるようになってきた。
そして人生初のフライでの釣果をあげる。勿論ギル君。


そこからは昔の釣りキチ魂に火がついたのか黙々とロッドを振り続ける。休憩場所にもなかなか現れなかった。
ベースキャンプではMAK母が傘をさしてのんびりしている。
太陽が顔を出し、心配された天気も大丈夫そうだ。

ワシもミノ−やクランク、フライでギルGET!

ここで昼食タイム、わざわざ車まで重い荷物を取りに行ったMAK父が無事ベースキャンプに戻って来たのだ。
シングルストーブなる道具で湯を沸かし、カップラーメンとレトルトカレー、餅(今は何でもあるねえ)、更に缶詰と
豪華な昼飯になった。


いやあ〜静かな自然の中で食べる飯はウマイ。
遥か太古の食事スタイルに似ているからか、先人達から脈々と受け継がれた遺伝子が騒ぐのか、
何故か野外で食う飯ってのは特別な感じがするのはワシだけか?

昼食後、移動し更に先を目指す。
ワシは一人、頭の中で「遥かなる我がバブソニア王国」への帰還を陸路より目指す。
20分程歩いただろうか、東屋に到着。休憩後、少し戻り遂に王国への陸路での帰還に成功。

「あそこは凄いいっぱいいるから」MAK父をあの場所へ案内する。
案の定、大型ギル連続HIT!「おおっ!引くなあ!」MAK父、満喫中。
そして何とMAK母までフライに参戦。
まさか午前午後と「シルバー限定、初めてのフライ教室」を開催する事になるとは。

しかしMAK母、なかなかスジがいい。
テンカラ風に竿の長さよりちょっと長めのラインでリールから出ないようにして振らせる。
するとバシバシとギルをGET!


しかもカツオの1本釣り並のゴボウ抜き。
「お!かあちゃんやるな!」MAK父もビックリ。MAK母も面白いと気に入ってやっている。

老夫婦を置いて溶岩帯を歩き回りやっと自分の釣りタイム、しかしミノーに襲い掛かった
バスの豪快なバイトにフッキングミス・・。

2人共結構釣れてるのが対岸に見える。楽しそうで良かった。

魚が見えなくなってしまったので移動、次のポイントは初めてだったがバス、ギル共に結構居て、
ここでも両親共に好釣果。

ワシのミノーには30cmクラスのバスがHIT!しかし痛恨のバラシ・・。
ワシの心をうつすように空はにわかに掻き曇り、今にも降り出しそうだ。

ここで納竿、急いで車に戻る。
フウフウ言いながら先を急ぐ老夫婦とノートルダムの鐘のセムシ男。結構距離があったなあ。

何年振りか忘れてしまう程、両親と遊びに行くなんて事はなかったがいいもんだなあ。
この年になったからそう思えるのだろうけどね。
60歳でフライを始めたなんてウチの両親も変わってるなあ。
まあ、何かをやろうとするのに老いも若いも関係ねえ、やりたい時がやる時!とトータス松本も歌ってるもんな。

またいいとこ見つけて連れてってあげよっと。

RESULT
全員ブルーギル多数
ドライフライにて



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