2007

H19年1月9日 火曜日

MAK

最近、思いついた時に描いた絵を使って、各コーナーを新装してる。
リニューアル時に完成を急ぐあまり、雑に作ってしまったとこが今になって目に付くからだ。
やっと少しは上手に描ける様になってきたかな。精進精進。

ギャラリーとスタイルが一応完成。また気まぐれで変わりそうだけど。
ほったらかしの疑似餌塾もどうにかせねば。何か違う良い案が浮かべば廃校になりそうだ。
他はそんなにいじらなくても良いかな。

昨晩はその作業で夜中まで。
絵を描いたり、レイアウトを考えたり、作った素材を組み合わせたり。
不思議なもんで変に頭が冴える時がある。それが定時では無いので困るのだ。
深夜2時頃に覚醒すると大変。すっげ〜寒いから。

ちょっぴり作家や画家の言ってる事が分かる今日この頃。
筆が走るってのはこの事かぁ、なんて思う。

風邪ひいてるからPCでもやってりゃ良いのだが、天気良すぎ。
釣り行っとくか〜。

海に到着。結構人が出てるねぇ。
幾つかの釣り場は人が入ってたので諦める。最近、マイナーなとこにも居るから面倒だ。

最初に選んだ釣り場は不発。次もダメ。
こんなの珍しいな。2時間やってノーヒット。
帰ろうかな〜なんて思ったが、スロープ絡みのとこで、もうひと踏ん張り。

しかし反応悪し。風も波も無くポカポカとあったかいのにな〜。
するとこんなマイナーなとこにエギンガーがやって来た。
あ〜嫌だ。と思っていたのだが「どうですか?何か釣れました?」とても紳士的な人だ。

まだ若く見た目はその辺のチャラ兄ちゃんだが、もの凄く礼儀正しい。
悪いとは思いつつ、全くエギングをやった事がないと話す。
まぁ、殆どやった事ないけどね。

彼は快くエギングについて教えてくれる。この人、無茶苦茶詳しい。
実際にエギを操作しながら色々解説。これは勉強になる。
俺も少しはアオリを釣ってるので、彼の技術の高さが分かる。

どうせ魚も釣れないし、こんな機会滅多にないので質問しまくる。
ま〜ホント詳しい。しかも丁寧。態度も言葉も紳士的。
作業着でちょっとイカツイ感じなのに、こういう人もいるんだね〜。

トラックの運ちゃんで、夜通し走った後の仕事帰りに釣りをしていくのだと言う。
偉いなぁ。こっちはフラフラしてるってのに。

彼は最初はエギの操作や感じをつかむのに、タコから始めたらどうですか?と言う。
ポイントの見つけ方や動かし方をレクチャーしてる最中にタコがHIT!
「すげ〜!言ったとおりに釣れちゃった!」オッサン感動!
ここで3匹かけて1匹キャッチ。解説しながらの技に惚れ惚れ。

最初は「タコなら1日やれば10匹はいきますよ。」
と言っていた彼を疑っていた。しかしこのペース。本物だ、脱帽。

彼は離れた車まで行き、バッグを持って戻って来た。
「どうぞ、これでやってみて下さい。」とエギを差し出す。どこまで善人なんだぁ!
流石に「失くしちゃうと悪いから。」と断ったが、彼は「良いっす、良いっす。」
何と気持ちの良い青年だろうか。

マジで悪いので自分ももらったエギがあるからと苦しい言い訳をして断る。
エギングやった事ないなんて言っちゃったからなぁ。嘘はイカンのう。
動かし方を教えてもらいながら、その辺で練習。

昼になり「じゃ、俺帰りますんで。頑張ってタコ釣ってみて下さい。」と彼は帰宅。
最後まで爽やかで礼儀正しい青年だった。ああいう人に俺はなれない。

今まで我流でやってきたが、上手い人に教わるのも良いね。
カッコや装備、知識だけ凄い人は多いと彼とも盛り上がったが、今日は良い人に出会えて良かった。
こういうのって偉そうなカタリの奴も多いけど、彼は目の前で解説通りに釣って見せたからなぁ。

すっかりモチベーションが回復して、新ポイント開拓に歩く。
タコは次回マジメに狙ってみる。

テクテクと歩いてたら、車は豆粒の大きさに。
その間にカサゴ


アナハゼ


オハグロ


そしてササノハを追加して行く。
ササノハはデジカメの電池切れで、電池交換が面倒だったので撮ってない。スマン。

初めてのとこを足で探ったが、どうもイマイチ。
かなり歩く割にはね。普段のとこみたいなペースでレギュラー陣は釣れるけど。

ただ時期や時間帯によっては可能性を感じるな。
兄ちゃんが言ってたタコの条件も満たしてるとこが数箇所あったし。

今日は釣果よりも、エギの釣りを教えてもらった事が大収穫。
やっぱその釣りを数多くやってる人って凄いな。

見た目だけ本格派が多い中、作業着にロッド1本エギ1つでブラッとやって来たリアルディールに感謝。

RESULT

アナハゼ14匹・ササノハ6匹・カサゴ1匹・オハグロ1匹
自作ワームにて



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