2007

H19年2月8日 木曜日

MAK

今回は釣行記までが長いよ〜。

え〜ワタクシ食らっちゃいました・・生まれて初めて「魔女の一撃」を。
昨日のトレ中、何ラウンドか追い込んだ後、不意に左ローを出した瞬間!ビキーン!腰に強烈な痛みが!
ドイツでは「魔女の一撃」と言われるコレ、そういわゆるギックリ腰になっちゃいました。

簡単に言えば腰椎の捻挫、今回は完全に筋肉か筋膜を断裂してる感じ。
触ってみると腸骨も後ろにズレ気味・・自分なら少しは治せるのになぁ。

寝たきりに成るほど重度ではないにしろ、歩行も困難。
立っているのも座っているのも寝てるのもキツイ。
体勢を変えるのにもズキンドキン!「渚のはいから人魚」状態なのである。

コレは筋力の低下、急な姿勢変化、もしくは筋疲労のピークに起こりやすい。
今回は連日だったからな〜。全盛期並にやってるからね。
歳を考えて無理しないようにしなきゃダメだ。

どの体勢でも「渚のはいから人魚」なので、何をしててもダメ。
夜も痛みで何度も起きてしまう。恐らく1〜2週間は安静にしなきゃなるまい。
最初の2〜3日は風呂も禁止、アイシングした方が良いので湿布を貼る。
昔勉強した事が役に立つわ。自分の体でやるとは思わなかったが・・。

しかしこのまま、ゾウガメの様にズルズルと家の中を這いずり回って居てもつまらんなぁ。
アドレナリンやエンドルフィンが出れば少しは楽になるかもしれないぞ!良からぬ考えが沸々。
この状態、ハッキリ言って普通の人は寝たきりよ、多分。

体勢を変えるのにも「セアッ!」いちいち大声で気合を入れなきゃ動けない。
その度に物凄く力が入り、血圧が上がる。そして肛門がギュッ!
イボ痔とのコラボでまさに「Wの悲劇」

モゾモゾと支度をして、駐車場まで歩くのに痛みで何度も立ち止まる。
あまりの痛みで息が出来なくなるのだ。

何とか車に辿り着いて出発。
キュートなヒップに、じゃなくて、道路の段差、でズキンドキン!
ヒイヒイ言いながら海へ到着。スロー再生してるような動きで釣り場へ。
ところが10歩も歩けない。足から腰、背筋とガチガチで息が出来ない。
この状態、いくら俺でも無理だ。我ながら馬鹿だった。

ズル・・ズル・・水辺までゆっくり進む。ナメクジ君と競争だ!
ふう〜着いたぜ〜。前屈みになれないので、変に直立してネチネチ。
顔をしかめてズルズル歩き、止まってスッとモデル立ち。ロッドだけピコピコ。完全に不審者。

不審者in地元の海は苦戦。
早く1匹釣って、釣り治療の効果を確かめねば。
スロープに居るアナ発見、スカッスカッ。2回食い損ねてやっとこHIT!
オジサン無理してるんだから焦らさないでちょ。


全然、痛みがひかないじゃないの・・。アドレナリンやらエンドルフィンは出ないのか?

魚影が全く見えないので、ナメクジ速度で移動。
僅かながらに見えるササノハが、なかなかフッキングせずに苦戦。

仕舞いには「来ーい、来い来い!」
堤防の近くのオバハンが自宅から持ち込みの生ゴミで、カモメの餌付けショー。
ただでさえ少ない魚が逃げちゃうっての!

俺に向かって「今の日本はダメね〜」ってアンタがダメだ。
昨日の生ゴミも一昨日のも、ホレ、そこに沈んでるだろうが!
「お豆ちゃんは嫌いなの〜?」カモメはアンタの生ゴミ処理機じゃねえ!

オバハンに潰されたので、この状態で更に移動。
何とかササノハをGET!腰の痛み、全く変わらずです。


ズルズルと車へ戻ろうと歩く。
ダメ元でチョコチョコ探りながら帰る。今日は渋いな。

チェイスするササノハもイマイチ食い込まない。
直立してネチネチやってると、ゴミの陰から黒い影がサッ!しかしUターン。
今の何だ?自作ワームをイチゴジャムから白に変更。

少し間をおいてトライ・・ドーン!食った!ギュ〜ン!
凄い突っ込み!そっちにはロープが!慌ててロッドワークでかわす。
しかし今度はゴミの山にギュ〜ン!やばっ!咄嗟にバッとしゃがんでいなす。
あれ?俺しゃがんでるぞ。ギックリ腰には釣りじゃあ〜!

よっしゃ〜!ムラソイGET!


自分としては結構良いサイズよ。嬉しいからもう1枚。


リリースして立ち上がろうとするもズキンドキンで立ち上がれない。
どうやら釣り治療の効果は一瞬だけだったようだ。
「ウアッ!」気合を入れて立ち上がり、ズルズル。

アナハゼも追加して終了。


車に乗るのも一苦労。う〜ん、暫く安静にしてた方が良いかもな。
トレ行きだしてイボ痔&ギックリ・・鍛えない方が健康だったよ。

RESULT

アナハゼ3匹・ササノハ1匹・ムラソイ1匹
自作ワームにて



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