2007

H19年5月5日 土曜日
海〜川〜海〜川
MAK・K

2日の夜から姪っ子と姉貴が来ていたので釣りは自粛。
今回はその辺で遊んだだけで大した事はしてやれなかったなぁ。
小学生も高学年になってくると遊びも変わってくるので難しくなってくるね。
何たって俺の「遊び年齢」が小学校低学年だから。

トレの方は姪達と公園や学校で遊びながら体を鍛えた。
登り棒を手だけで何度も登ったり、姪を抱えて走ったり、木で懸垂やったり。
ジムでストイックにやるのも良いけど、こういうのも楽しくて良いね。

さて今年もやって来たこどもの日。
毎年誰かしらと釣りに行ってるこの日。今年はKと2人。
Kの数少ないチャンスなだけに晴天になる事を祈っていたが、降水確率は日に日に上がってる。
最強の雨男のパワーに、当日の朝までヒヤヒヤしたが何とかなりそうだ。

定刻の5時半にK到着。ルートを幾つか提案してKが選択したコースにGO。
バイパスを西に40分。先ずは秋にメッキ、コトヒキ、セイゴで賑わう釣り場へ。
この時期はダメなのは分かっていたがチェック。ボラやウグイすら居ない。

途中、結構綺麗な若い女性が入りたいポイントに座り込んでる。
こんな朝早く何だろな〜?服装からしてウォーキングでもなさそうだ。
ず〜っと一点を見つめて微動だにしない。うへ〜やばそう。
魚も女性も全く反応が無いので移動。

次のとこは比較的アナハゼがイージーに釣れるとこ。
でもこの時期、地元でもアナハゼが少なくなるんだよね。何故か。
ここもヤバイかな?嫌な予感は的中、全く魚っ気が無い。う〜ん、困ったな。

普段はなかなか叩けないポイントがGWのおかげで叩けそう。
ダメ元で入ってやってみる。やっぱダメ。俺は完全に諦めモード。
「移動しようか〜。」等と言ってると黙々とヘチを攻めてたKのロッドがギュイン!
「来た!」「牡蠣殻に巻かれないように!」しかし暫しの格闘の末、巻かれる。
「いや〜惜しかったなぁ。」「アナハゼじゃなかった。」「パワーが違かったね。」
ムラソイかカサゴか?バラシはしたがKのおかげで気合を入れ直せた。

得意の牛歩で進むK。「来た!」今度はヘチに入られないように無事キャッチ!
おお〜!こんなとこでカサゴ君。小さいけど大したもんだよ。Kお見事!


Kとダブらないように、船のロープを引っ掛ける・・波止場で足掛けたくなる・・何て言うんだっけ?
よくマドロスが座ってる・・ダメだ、思いだせ〜ん!係柱?あれの周りだけ叩いていく。

するとガツン!HIT!凄いパワーにロッドを出来るだけ前に出して応戦。
うわ〜何だろ?なかなか上がって来ない。遠くのKは全く気が付かない。
正体は自己最大級のササノハベラ!すげ〜引いたぁ。


フックを外そうとしてるとKが何かを掛けている!
「メバルだ!」明るいのにメバルGET!ササノハを外してKをパチリ。


再びアレの周りだけ叩いて行く。
ヘチに生えてる藻の中から何かがバクッ!HIT!良い引きするねぇ〜。
俺もメバルGET!昼間のメバルって地元で疑似餌じゃレアだよな。


もう1匹メバルに食わせたがKIYOワームのテールだけくわえたのでフッキングせず。
更にカサゴもバラシ。う〜ん、悔しい。Kも何度もバラシている様だ。

やっとチビカサゴGET!


餌釣り師がワラワラと湧いて来たので移動。
歩いて港の要所要所を叩いて行く。テトラでアナハゼGET!
釣りにくい時期に出るといつもより嬉しいね。アナって結構カッコイイな。


ベラを追加して、ここの港は終了。今度は車で里川を目指す。

釣り場に着いて支度してると農家の人がウロウロ。
「何か言われそうで嫌だな。」言ってるそばから「そこ邪魔だから。」いや〜ん。
「今日は何だね?」「ハヤ釣りに来たんですけど。」「そっちに停めな。おらの畑だから良いよ。」
何と怒られるどころか駐車スペースを提供してくれた。ありがたいねぇ。
「てっきり怒られ侍かと思ったよ。」Kもヒヤヒヤしてたらしい。

農家の人、他多数の散歩人ギャラリーの中で釣り開始。
全然集中出来んわ。あまりに釣れないので皆去って行く。
ここからライズがボコボコ、ドライに出る出る!パシュッ!向こうのKは苦戦中。


良いサイズも結構出る。護岸されてない川って良いなぁ。


大苦戦中のKを呼び寄せちょこっと教える。
キャストは何とかなったが今度はフッキング。強すぎて口切れ連発。
オイカワのフッキングは慣れないと難しい。最初は宙を舞ってすっ飛んで来るか口切れする。
皆が通る道、すぐに慣れるだろう。

パシュッ!「出た!」ビシッ!Kのアワセは強すぎて空振り、反転するオイカワを目で追う2人。
チリリ〜・・ん?音の方に目をやるとロッドから何やら垂れ下がって・・。ヨーヨー!?


チ〜・・ゆっくりと下へと落ちていくヨーヨー!?を目で追う2人。何だこれ?


一瞬事態が飲み込めなかったが、すぐに判明!


Kのリールが外れて垂れ下がっていたのだ!
有り得ない事態が俺のツボにハマってしまい大爆笑。頼むからやめてくれ!

普通当たり前の如くロッドに付いてるリールが、空中にぶら下がってると一瞬何だか分からない。
特にKのフライリールは見た目がシンプル、円形の金属にしか見えなかった。
人間予期せぬ事が起きると判断が遅れるってよく分かったわ。

やっとポツポツと釣れるようになってきたK。


ここで老夫婦がギャラリーに。「苦手なんだよな〜」Kが呟く。
案の定気になってなかなか上手くキャスト出来ない。俺もギャラリー苦手。
暫く見ていた婆さんが「釣れそうもないから行くべ。」胸をえぐるナイスコメント。
杖をついた爺さんは「こうやれば良いのにな〜」みたいに杖をロッドに見立てて振っていた。

老夫婦が去った後は順調にオイカワを追加するK。
駐車スペースも提供してもらったし、大爆笑させてもらったし楽しかったな。
満足して移動。道路が混む前に地元へ戻る。

ウグイ釣り場に寄り道、しかし3ヶ所とも人が居る。
GWだもんな、仕方あるまい。スルー。

ドライブの末、地元の海へ。途中Kの脇見運転に殺されかけたが・・。
マイナーな釣り場を回ろうとするも何処も5万人。ダメだ、こりゃ。
しかも海上は白波が立つ程の荒れ模様。折角来たからとテトラで頑張る。

結果は俺がベラ2匹追加のみ。Kは高波で顔射状態。
今日はKに笑わされすぎて腹筋が痛い。

海は諦めてニゴイ釣り場へ。
しかし背丈以上の草に阻まれ苦戦。Kはブランクが災いしてコントロールが定まらない。
何度も引っ掛けてしまいロストワールド。ブランクある時はTOMOやMASTERもなってたからな。
短時間でも出てきてくれれば勘が戻るのに。去年は調子良かったもんね。

TOMOが合流する予定もくだらん用事でボツ。Kは楽しみにしてたのにな。
1年で1回会えるかって友達と遊ばせてやってよ。

カワムツ狙いに行くもGWでガキが遊んだのか石の配置が変わってた。
チェイスさせるも不発。なかなか大型連休で釣りってのは難しいね。

最後にBABSON川でオイカワ狙い。
Kは午前中とは別人のような鋭いピンポイントキャストを連発。
しかしガラスの肩が悲鳴をあげて交代。Kのタックルで遊ばせてもらって今日の釣り終了。

朝の5時半から17時までフルに釣りした割には貧果。
Kにはもっと色んな魚を釣らせてあげたかったけどなぁ。ガイドの力不足、すまん。
それでも超久々のKとの釣行はすげ〜楽しかった。移動時の車内も面白かったし。
洋物サイトのカテゴリをAから挙げていったり、別のサイトフィッシングしたりね。
楽しくて渋滞も屁の河童だわな。ってか渋滞のが見るのに忙しい。

釣りは勿論、仲間とのこういうお馬鹿な時間も大好きなんだよね。
もっと時間作って欲しいけど難しいんだよな。妻子持ちは。
暇な独身男には分からない苦労も多いんだろうし・・。

それでも短時間で良いから近いうち行こうよ。
K、運転と長時間釣行お疲れさ〜ん!(マスター風)ありがとう、楽しかったよ!

RESULT

MAK カサゴ1匹・メバル1匹・アナハゼ1匹・ササノハ5匹
KIYOワームにて
K カサゴ1匹・メバル1匹
市販ワームにて

MAK オイカワそこそこ・カワムツ1匹
K オイカワそこそこ
2人共ドライフライにて


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