2006

H18年7月31日 月曜日
川〜野池
MAK

のっけから全然釣行記じゃなくて昨日の作業日報。

昨日は例の店の引越しで朝から出勤。MASAっちで軽トラを借りて現場に急行。
2日間しか店を休まないので超忙しい。なのに来てるの俺だけ。オーナーと2人で作業開始。

製氷機やら食器棚やらシンク等、重量物を2人だけで店の外に運び出す。
更にそれを新店舗の入ったビルまで運び、2階まで担いで上げる。これはキツイ。
一般人より遥かに力自慢の俺でも辛い。オーナーも年の割にかなり力があるが、もう死にそう。

午後になって援軍がポツポツ来たが、女性メインなので相変わらず重量物担当。
ま、何だかんだ言ってもこういうの好きだから良いけどさ。

タイの女性達が10人位集まったが、これが全くの戦力外。
軽い物をちょこっと運んで後はべチャべチャ。仕舞いには賭けトランプで大盛り上がり。
俺は階段を何往復したか分からないというのに。他の男性陣がヒイヒイ言ってる中、最後まで状況変わらず。

国民性なのか人間性なのか分からんが凄いよ。ある意味羨ましい。参った。
「アイツら自分からやろうなんて全く考えないから。強く言われて嫌々動き出すって感じ。」
そこで働いてる人が諦め半分で言っていた。

ただ神棚を付ける時だけは真剣、坊さんらしい男とワイワイガヤガヤ。
レイアウトなんて全く考えずに「ここだ!」と帽子を被ったジーパンの「自称坊さん」が言い張る。
そして右手には電気ドリル、危険だ!新しい内装なんて御構い無し!この連中凄い。

慌てて制止、ちゃんとオーナーの了解を得たのか聞くと「ココ、ミンナ、イイ」と店の何処でも良いと言い張る。
「カミサマ、イチバン」「ちょっと待っててよ」急いで旧店舗にいるオーナーのとこへ。

「あの〜カラオケのモニタの隣とか、あっちの壁のど真ん中に神棚付けようとドリル持ってますけど。」
「何?俺何処でも言いなんて一言も言ってねえぞ。全くアイツら・・。」

「早く行かないとヤバイっすよ。」「いい加減な嘘ばっかり言いやがる。」全くとんだ仏教の国だぜ。

結局タイの坊主と俺で神棚作ってるし。ここをドリルで固定してと・・いつの間にか俺だけじゃねえか!
あのクソ坊主〜。何処行きやがった?ソファーで寛いでる・・。もう負け、俺の完敗。

タイ人パワー炸裂で作業は難航、もう夕飯の時間。
気付けば残ってるタイ人4人。しかも賭けトランプやってるだけ。笑うしかない。
(呆れてるのは、あくまでここのタイ人の事だけよ。世間には勤勉なタイ人もいっぱい居るだろうからね)

夕飯を中華料理屋で御馳走になり、やっと一段落して帰宅。K−1に間に合った。


ここから釣行記↓
こんな調子で昨日働いたので体が少し疲れてる。

朝、製作中のルアーに目を付けてドブ漬け。あと一回で完成だな。

釣りに行く場所も決まってないし、専属ヘアメイクさんに頭刈ってもらうか。
途中失敗し、全てその長さで揃えなければいけなくなった為、ウド鈴木や昔のバンナみたいな頭に。

10時頃終了。何処行こうかな?そうだ、TOMOがワームでヘラを釣ったと言ってたな。
そこはナマズを釣った川なのだが、確かに大きいフナも結構泳いでた。
でも他に魚居ないし、かなり高地だから不自然。居るとこは10m位の区間だけだし。

川幅狭いのに色ゴイもマゴイも相当な数が居るし、誰かが放流したのは間違いない。
恐らくMASTERとナマズを釣った時に訝しげに話しかけてきた、この奥の家のオッサンだろう。

海続きだったし行ってみるか。少々遠かったが無事到着、ロッドを持って川を見ると居る居る。
コイが群れでウロウロしてるので、ちょっと離れたとこに居るフナを目掛けてキャスト。

するとボトムに付くか付かないかってとこでフナが突進!HIT!こんなに狙い通りの展開で良いのか?
コイツは引くわい。ガードレールを跨ぎ、片手で壁を降りる。良いサイズだな。
例の家が近いので、怒られ侍にならないかとヒヤヒヤ。

水面に30cm位手が届かないので思い切って抜き上げる。セーフ、しかし大暴れしフックが外れる。
慌てて掴んでパチリ!これってヘラかな?マブナかな?高さがあるからヘラっぽいけど。


あの食い方からして、やっぱりコイと一緒に飼われてるんだろう。
着水音で寄って来て、躊躇無く吸い込んだもんな。

引きも強くて面白かったけど、何かね。あのオッサンにさえ会ってなければ気にならないんだけど。
コイも近くまでウロウロ来てるし、キャストすればコイもフナも釣れただろうけど移動。

途中の川を結構苦労して探るも、全く反応無し。こうやって新規開拓してても外れる事が多いんだよ。

何処行こうかな?ブラブラと車を走らせ、再び新規開拓するべく小河川に。
オイカワは結構居るのう。でも車道が近過ぎ、やれない事無いけどな。

知らない道を川沿いに登って行くと、完全に迷った。ま、何処か着くだろ。

数年前にリサーチ済みの野池付近に出たので見に行ってみる。魚居なかったんだよな。
案の定、魚っ気無し。しかしドジョウが数匹見えた。今度釣ってみようかな?

この辺りには数個の小さい野池がある。数年前に全てリサーチ済み、バスが居るのは2つだけ。
その内のひとつに到着、珍しく誰も居ない。TOMOの魔力が俺にも?
池を見るとバスが数匹クルージング、急いで支度して開始。

こりゃ釣れちゃうぞ、先ずは1匹と自信のあるリグでトライ。しかしチェイスするもHITせず。
やばい。これが効かないとキツイ。大抵何処でも効くんだけどな。
しかもワーム切れ。黒以外は1〜2cm位のしか残ってない。明日か明後日にでも作らないと。

バスは見えるし、チェイスもする。でも食わない。悔しいのであの手この手で攻める。
ツネ、ノーシンカー、スプリット、ワッキー。ワームがダメなら自作ハード・・・ダメだ。

ここまで来てこんなに手強いバスに出会うとは。何をやってもダメなので思考回路が・・。
ふと足元を見るとミミズが蟻にたかられている。「ヒャ〜ハハハ!釣れりゃあ良いのよぉ。」ジャギ光臨!
「俺の名前を言ってみろ!」ミミズをフックにぶっ刺してキャスト!これなら1発何だろ?
しかーし!食わない!マジかよ!?ミミズさえ見切るとは・・。ジャギ死亡。

もう帰ろう。でも対岸に行ってないな。行っても無駄かな?
ここのバスには敵わんが見るだけ見てみよう。こっちも結構居るな。

キャスト!チェイスするもやはり食わない。あと僅かなのに。
ここで再び奮起して色々試してみる。勿論疑似餌で。

ん?これは・・1時間半粘って光明が見えた!
キャスト!えい!えい!HIT!やった〜♪


色々試してる際、ボトムを擦って砂煙をあげるシンカーにバイトした奴が。
それならこれだ!とジグヘッド。そしてボトムを擦る。

砂煙に寄って来たバスがワームを見つける。始めは待っていたのだが見切られた。

バスがワームを見つけたらエスケープ、ピッピッ!と速いアクション。
慌てて追いかけてバクッ!HIT!ミミズでも食わなかった奴らを、やっと攻略出来たぞ。


謎解き完了、凄い満足感!こんな渋い時、今までは帰ってたのに何でこんなに粘ったんだろ?


これが疑似餌の面白さだよな。
あれだけやってダメだったバスが、何かが分かった途端、こうしてちゃんと釣れるんだもんね。


小さな野池なので流石に反応が悪くなってきた。移動するか。

車に戻ると着信アリ。仕事の依頼だ!急いで帰宅。最近、道が混んでるね。

釣りってホントに面白いよなぁ。

今日は自分の疑似餌釣りにとって大きな日。
サイズは小さいけど、今日の5匹のバスは忘れない。
ヘタクソな俺に色々教えてくれてありがとな。

RESULT

フナ1匹
自作ワームにて

野池
ブラックバス5匹
自作ワームにて


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