2006

H18年8月1日 火曜日

MAK

今日から8月か、早いもんだな。朝からニュースでガソリンの高騰を見てしまいガックリ。
半分寝ながらピタゴラスイッチを見終わって準備。飲み物は持ってった方が断然お得だよな。

ちょっと遠出しようと思ってたが近場にしとこう。川か海か決まらぬまま出発。
信号待ちをしてると雀荘の人が2人で草取り中。手にはカッターナイフ。その発想、割と好きだ。
途中、釣具屋でジグヘッドと18番のフライフックを購入。

今日もここから釣行記脱線。
結局海へ向かう。途中、狭い海沿いの道に軽トラが路駐している。
前の軽のオバサンは対向車線にチョットはみ出して抜けばいいのに停まったまま。とろい。

すると俺の後ろのダンプが「プア〜!」けたたましくクラクションを鳴らしてブンブン!
対向車線を逆走しながら俺を抜いて行く。オバサンを抜こうとしたが対向車が来てストップ。
戻るとこが無くなって俺の真横から幅寄せ、ミラーが当たる寸前で俺が軽トラにギリギリまで寄せてセーフ。
全く何で俺がこんな目に遭わなきゃならんのだ。

軽トラは慌てふためいてるし、オバサンは狂ったように猛スピードで走って行く。気の毒だぜ。
ダンプはシャブかビールでも飲んでるのか、「プア〜!」と鳴らしながらオバサンを追っかけ回している。
下らねえ、気が短い野郎だよ。運んだ量で日当が変わるらしいけど、それでもあんな運転しちゃダメだ。

かなりムカッとしたが、追いかけて文句言えば、あの勢いの野郎じゃ面倒な事になるのは必至。
サシで闘う事には何の問題も無い。むしろ久々に色々試したい。でもねぇ、ダンプ屋って後ろが居るでしょ。
後ろが怖い訳じゃない。話が大きくなって、もっと面倒になるのが嫌なのだ。
下らない小競り合いで色んなとこに迷惑かけたくない。

過去に色々トラブって来たが、手を借りたのは一度だけ。
その時は向こうの後ろが気の毒な事に、俺の世話になってる人の組織の超末端で面白い事になった。
ここまで行っちゃうと、結局どっちの後ろが強いかって事だけ。そんなのナンセンス、非常にカッコ悪い。
当事者同士で存分に闘えばいい話だからね。後にも先にもこれっきりだな。

世の中、後ろが無いと喧嘩も出来ない奴が多い。何かと後ろの名前を出す奴ばかり。
「何々組のもんだ!」「何々さん知ってるか?」だからオマエは何なんだ?
族もヤンキーもチンピラも口上は似たようなもんだ。何故、「我こそは!」じゃないんだ?
誰と誰がもめて喧嘩するんだっつうの。みっともねえ。

大抵、「そういう知り合いが居る」と言ってる奴の後ろとの繋がりは遠〜い。
よくよく聞くと、誰々さんの知り合いのイトコのハトコの兄弟の先輩、位が関の山だ。
しかもチンピラクラスが殆ど。たま〜に幹部か。その下の族の知り合いの話まで自慢げにする人も居る。

色んな会社を転々として来たが、決まって得意気にそういう話をする人が居る。
面白いのでいつも「あ〜そうですか〜。」何て聞いてるけどね。公に言える立場の人は平和で良いよ。
まあ、その筋の人の知り合いがどの地位だからって、普通に生きてりゃ何の関係も無いからね。

話が長くなったが、当事者同士で後腐れ無しの喧嘩をさせろって事。俺はもう極力やらないけど。
この年になって、争いを避ける生き方がカッコイイと思うようになってきたから。

さ〜て釣行記に戻ろうか。
そんなこんなで釣り場到着。他県ナンバー多いね〜。

ワーム作ってないや、マジで何にも無いぞ。仕方無い、超セコ釣りで行きますか。
早速アナハゼGET!ホント良い奴だな。


ササノハもGET!


順調かと思いきやここから大苦戦。何故か激渋。
潮が悪いのか、魚の機嫌が悪いのか、アナハゼもベラ類も緩慢なチェイスのみ。
30分反応無し、このポイントでこれかよ。今日はヤバイな。

藻だらけのボトムにポッカリと砂地が見える。そこでジリジリ動かしてると近くの岩がブワッ!覆い被さった!
タコだ!しかも結構良いサイズ!ちょっと離れたとこに観光客みたいのが数人居るな、気付かれると厄介だ。

底に完全に張り付いたらMAKタックルに4lbじゃ剥がせない。
少し浮いてるのでそのままキープ、ロッドはマジで折れそう。どうすっか?

2分位、踏ん張っていたが満月どころじゃない角度なので流石に少し緩める。
するとス〜ッと泳ぎ出した!チャンス!再び「フンガー!」ロッドを立てる。

すると少し浮いていたので、ブワワ〜ンと体勢を崩す事に成功!
ここだ!「おりゃ〜!」素早くポンピング!浮いたぜ!ここで余裕のパチリ!実は危なかった。


かなりの人出だが、誰もやらないとこなので気付かれてない。
今の内に上げないと、「くれ!」とか「逃がしちゃうの?」とか「タコさんだ〜!」とか面倒な事になる。

しかしロッドはこれ以上曲がらない。抜き上げ不能。
ラインを持って一気に抜く!よっしゃあ!マダコGET!


パチリしようとするも、物凄い勢いで海に帰ろうとする。
捕まえるもパワーが凄い!ワーム外してやるから待ってろって!

掴んで引っ張ってるから頭が小さく見える。親指の後ろはまだ頭だからね。結構良いサイズだよ。


結局上手く撮れなかったが、見付かると嫌なのでワームを外して放してやる。
タコって歩くの速いね〜!自分で海にボチャン!達者でな。俺じゃなきゃ食われてたぞ。

激闘を終え充実感に浸る。海はやっぱサプライズ多し。

歩いて移動、何とかアナハゼGET!


少し離れた釣り場まで歩く。期待してたがここも渋い。
ネン3匹とアナハゼをGET!


オハグロもGET!渋いながらも何とか遊べてる。


車に水分補給に戻る。
昨日、刈り過ぎた頭が青いので少し焼こうと帽子無し。
この炎天下、頭が痛くなってしまった。予報と随分違うな。

車で移動。チンピラ風オジサンと遭遇率が高い釣り場へ。
岩の間から黒い弾丸!慌ててロッドを立て、一気にスポーン!ムラソイGET!


更にカサゴもGETするもパチリ出来ずにポチャン!追加したチビカサゴをパチリ!


ここからササノハがガンガンHIT!しかも良いサイズばっか。


根掛かりしないよう、ボトムぎりぎりをトレース。ググッ!即アワセしないとフッキングしない。
ググッ!ビシッ!ロッドをあおる。HIT!いや〜マジで引くわ!


何度もフッキングミス&バラシを連発する。それでも結構数が出る。


オハグロも追加、ここでアナハゼもポツポツ追加。


もう一ヶ所位寄ろうかと考えたがトレーニングへ。
距離が表記されてる堤防をランニング。久々なのでキツイ!

2キロでやめようと思っていたが、徐々に楽になって来たのでそのままUターン。
結局4キロ走って1キロ歩きクールダウン。それから人もまばらになって来たのでシャドー。

よく「何の為にそんなに鍛えてるの?」と聞かれる。試合にも出ないのにってか?
純粋にただ強くなりたいってのは未だにある。超人追求みたいな。でも一番の理由は別だ。

「はじめの一歩」じゃないけど、いつ自分にとっての世界タイトルマッチが起こるか分からない。
そういう時、身に降りかかる火の粉を払う為、払える男でありたいから鍛えてるんだよ、俺は。
走ってウェイトやってシャドーしてサンドバッグ殴って蹴ってさ。

話し合いも逃げるのも無理な状況、さあ!どうする?自分だけならまだしも恋人、家族が居たらどうする?
やるしかないだろ?命がけでさ。その場に使える物も落ちてなくて、体ひとつしかなかったらどうするよ?
いざ!という時、自分にとって大事な物を守れない人間にはなりたくない。

死ぬまでに何も起きなきゃそれが一番良い。でも万が一の時に後悔したくない。
馬鹿だと笑う奴は笑わせておけばいい。

海を見ながら、気持ちの良い汗を掻けた。
釣りも序盤は苦戦したけど、魚種も豊富に釣れたし満足。

RESULT

アナハゼ7匹・ササノハベラ6匹・ネンブツダイ3匹・カサゴ2匹・オハグロベラ2匹・ムラソイ1匹・マダコ1匹
自作ワームにて


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