2006

H18年8月16日 水曜日
川〜川
MAK・BABSON

今日は数日前から決まっていたBABSONとの釣行日。彼は4ヶ月振りとなる参加。
ここんとこKやMASTERといった、滅多に行けない同士と連日釣りに行けるので楽しい。

昨日BABSONと相談したが、天気が悪いので中止の方向で考えていた。
案の定、早朝ザーッと雨。しかし5時に起きてゴミ出しに行くと天気はもちそう。

1人で朝の間だけ行って来るかと支度して携帯を見るとBABSONから着信が。
ゴミ出しで気付かなかった。慌てて連絡、何処かその辺へ行ってみようって事に決定。

6時半過ぎにBABSON到着、忍野も考えたがパラついてるので近場のウグイ釣り場に。
途中マックに寄ってBABSONが朝食を買い、7時過ぎに到着。

BABSONは朝食中なので先に釣り開始。
自作ワームをキャスト!1投目にHIT!活性高いぞ。


更に良いペースでHIT!ウグイはオモロイのう。


BABSONが支度出来るまでに7匹をGET!幸先良いぞ。


慣れないスピニングでBABSONも釣り開始、超久々の割にキャストは良い。
軽いジグヘッドなので扱いが難しく、トラブルになりやすいから心配だ。

朝の一時だけで結構渋い。BABSONはゴミやライントラブルに悩まされながらも頑張る。
ロッドもウグイやるのには少し硬めだからなぁ。バイトが分かりづらいかも。

やっとHIT!小さいが初のルアーでのウグイGETだ!


「良かった〜!1匹釣れて・・。」ホッとした様子のBABSON。

更にHIT!今度は少しサイズアップ!


俺も渋いながらも数を重ねる。やっぱウグイって良いな。


少し歩いて流れ込みに移動。すぐにHIT!結構ここは魚が見えるぞ。

BABSONに色々と小細工を教える。ここのウグイって渋い時はかなり手強い。
ただ巻きでは食って来ない時が多いので、所謂リフト&フォールやボトムパンプが必要となる。

手首を柔らかく使う事を教えてBABSONに任せる。チェイスだけだったのがいきなりHIT!


しかし後が続かず「俺、散魚剤かも・・。」珍しく弱気なBABSON。
「今度、MASAとKとBABSONで散魚王決定戦やろう!」「それなら自信あるな。」
いや、多分優勝はMASAだろう。

車で移動、ここは生態系滅茶苦茶のアルティメット河川。魚は多いが渋いのが欠点だ。
案の定、反応無し。BABSONはフライで挑み、ビシバシとロールキャストを的確に決めるも完全無視。キビシイ。

流れ込みでやろうとすると、何故か強烈な人糞のスメルが!おえ〜っ、くっせ〜!
「犬のじゃないよ!完全に人のだ!嗅いでみて!」BABSONに詰め寄り、無茶な事を強要する。
「嫌だ〜!そんなの絶対嗅ぎたくない!」そりゃそうだ。しつこく食い下がると嫌々そこへ。流石チャレンジャー!
「ぐわ〜っ!くっせ〜!」「ね?絶対、人のだよ。オムツ交換で散々嗅いでるもん。」
暑さのせいで壊れ気味のオッサン2人。大丈夫か?

丸太の様なコイを狙うも足場が高くて苦戦。こりゃダメだな。

コンビニへ行って飲食物を購入。必殺の食パンも。これで何処でも安心だ。
最初の釣り場に戻り、パンをチャム。コイ達完全無視。何故か今日のコイはダメだ。

少し車で移動、駐車場から歩く。コイを見つけたので「BABSON!」
すると彼は短パンのポケットからおもむろに剥き出しの食パンを出し、ヒュンヒュン投げる。変態だ。
その後もコイを見つけては、サングラスに無表情のままパンを投げつけるBABSON、やっぱ変態だ。

しっかし今日は暑いな。結構歩いてポイント到着、汗グッショリ。
その甲斐も無く俺のウグイ2匹のみ。何だか何処も渋いな〜。


期待していたBABSONの親戚企画もお流れでフラフラ。
猛暑の中、諦めムードのオッサンがヨロヨロ。BABSONは先日バイクで怪我した足が痛むふりをしていた。
普通の人間なら骨が砕けていたであろう事故もかすり傷。流石ゴーレム、超頑丈。

流れ込んでる川の橋の上から覗くと結構魚が見える。2人でキャスト、あと一歩のとこで食わない。
少し上流に流れ込み発見!この状況からしてかなり怪しい。BABSONより先にキャストしながら移動。

水深は浅いが数匹が猛チェイス!HIT!ここで連続HIT。一番オイシイポイントを前にBABSONを呼び寄せる。
「絶対魚居るから。」BABSONキャスト!数匹がチェイスするも食わない。

そこで先程教えた小細工を再確認、ピッ!ピッ!と巻いてる途中に変化をつける事をアドバイス。
慣れないながらも小細工するBABSON。チェイスして来たウグイがイレギュラーなアクションをした時にHIT!


これで開眼したのかBABSON怒涛の連続HIT!しかもどんどんサイズアップ!
モンスターウグイも食わせるもフッキングせず。2人で「うう〜っ!」と身悶える。
硬めのBABSONのロッドをかなり曲げるサイズも出始めた。こんな日は滅多に無いぞ。

「すっごい面白い!」「スピニングも良いでしょ?」「良い!UL買っちゃおうかな?」

大分小細工も上手くなってきた。水中で反転するウグイ!HIT!これはデカイ!
ドラグがジ〜ッ!ロッドもギュンギュンしなってる!寄せても再び突っ走る。

抜き上げようにも足場が高すぎ。そ〜っとリールを巻く。フックとラインが危ないぞ、冷や汗もんだよ。
やっと陸地へ。「よっしゃ〜!デカイよ!」「やった〜!すげえ嬉しい!」フックが伸びている。危なかったなぁ。
33cmの良いウグイだ。それにしても引いたな〜。流れの中の奴は一味違うね。


「もういいよ、やってよ。」「俺はいつでも出来るから。良い時やっとかないと2度とこんな事無いかもしれないよ。」
釣りは本当にそうだ。釣れる時に釣っとかないと。色んな好条件が揃う時は少ない。

同じ釣り場、同じルアーで昨日は爆釣、今日はボウズなんてのも珍しくない。
BABSONも「湖のギルで思い知ってるからね。」以前は入れ食いだったのがボウズだった事があるのだ。

キャストを続けるBABSON。さっきの程ではないが、良いサイズを連発。
さっき伸びたフックを曲げて使っていたが、抜き上げ時に結構曲がる。もう危ないな。
「これじゃ次にデカイの来たら上げれないよ。交換しとこう。」ジグヘッドを交換、この俺の予感が現実に。

ワームも交換して最初のHIT!デカイ!流れの中で翻す体は、今までとは大きさが違う!
「ドラグは?ロックしたままだら?」さっきBABSONが根掛かりを外した時のままフルロック。
すぐにサポート、調節してファイト続行。ジ〜ッ!ドラグが出る出る!
ロッドもぶち曲がり!何度も突っ走る!これは凄いぞ!BABSON堪える。

寄せに入るも大暴れ!抜き上げるにも危険なサイズ。「完全に弱らせた方が良いよ!」案の定、空中でグネグネ!
危なかったなぁ。何とか外れずにセーフ。再びゆっくりと上げようとするも重さでドラグがジ〜。

結局かなりキツクしてリールを巻く。陸地まであと1m、あと50cm、「こっちにロッドを持って来て!」
ビヨーン!最後は俺がラインを手繰って陸地へ!「よっしゃ〜!これデカイよ!」「やった〜!」

過去にも数匹しか出ていない40cm!BABSONのグローブみたいな手と比べてもこれだけデカイ!


「いや〜良かった!すんごい面白い!ありがとう。」感無量のBABSON、おめでとう!

天気も怪しいし疲れてきたので、車に戻る。
帰りながら何処か寄ろうかと思ったが帰宅。今度は車2台でBABSON宅に行ってマッタリ。

久々の参加ながら不慣れなスピニングでミラクルを起こしたBABSON。
殆どフライオンリーだった彼がスピニングの面白さを知ってくれて良かった。

巷のお盆休み、何処へ行っても人が多いのは閉口だったが、滅多に行けない同士と遊べて楽しかった〜♪
BABSON、今度は海でも行こうよ。

RESULT

MAK ウグイ24匹
自作ワームにて

BABSON ウグイ12匹
自作ワームにて


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