2005

H17年6月1日 水曜日
精進湖
MAK

ワシとしては珍しく週1日しか休みが無い。
天気も良いし単独釣行、釣り場着は10時過ぎと遅め。

今回はウチの親父がフリマで買ってきた竿と中古のフライリール、
親父から貰った古いスピニングリールを使えるかテストしに来たのだ。

更にもっとくだらない計画も・・。まずロッド、スピニング用で「シェイクスピア社?」のモノらしい。
スペックは追ってUPするとしてこのロッド、グリップはコルクでリングでリールを固定するタイプ。
前の持ち主は嘘かホントか知らんがこのロッドでフライをやってたと言っていたらしい。
だったらロッド1本でフライもルアーも出来るか実験してみっかとコンニチに至った訳だ。

まずフライがキャスト出来るか実験、中古のコータックのリールも巻いてあったラインも問題無さそう。
リールをグリップの一番下に固定すると見た目はフライタックルだ。

いざキャスト!ヒュンヒュン振るもロッドが短いし、アクションが普段と全く違うので投げにくい。
しかし慣れてくるとそこそこ飛ぶようになってきた。そしてギルHIT!
意外にロッドのパワーがあるのでいつものフライロッド(3/4)のが楽しい。
やりとりもグリップが短いのでフライラインを手で手繰るのにリールにぶつかってしまう。
う〜んイマイチ。

だが充分スピニングロッドでも釣りにはなる。移動して次のポイントに。
今度は車からかなり歩くのでロッド1本の身軽さは嬉しい。フライリールも勿論持っていく。

今度はこのロッドに「ダイヤモンド社」の古いリールをセット、スペックは追ってUP。いざキャスト!
流石は老いたりとはいえスピニング用の両者、全く問題無し。
自作ワームの常吉でバスGET!やりとりも大丈夫。


バスの反応が悪いのでフライでギルにチェンジ。
リールを付け替えギルGET!これは結構いいかも。
ただ付け替える手間を考えたら2タックル持ってきた方が、荷物が邪魔にならない場所ならそっちのが良い気がする。
フライの方も慣れてきてキャストは大体思い通りになってきた。やりとりは相変わらずだが。

今度はスピニングにチェンジ!トップでギルだ!
テストはとっくに終わってるのに13時半までそんな事をして遊んでいた。

車に戻り14時過ぎまでウトウトし、第2部は先日も使っていた3軍スピニングタックルでバスを狙おうと出発。
このタックルも親父がフリマで500円だかで買ったモノだが(詳細は後日UP)、
前の持ち主がリールのリング固定がズレて嫌だったらしくリールをロッドに接着剤でガッチリ固定してあるのだ。
ロッドはトラウトロッドのUL、リールはRYOBIのサイノスにラインは激安ラインの4lb。
1軍ULタックルなら40cm位のバスでも大丈夫だがコイツじゃどうかな?

釣れなきゃギルとでも遊ぶかと軽い気持ちで釣り開始。
何年も使ってる「こぶん」をつけキャスト、ギル連続HIT!

ここは足場が高くてバスが掛かったらヤバイな、なんて思ってたらこぶんを見つめるギルの斜め下から
馬鹿デカイ黒い影!「バボ!」突然の出来事に一瞬脳みそフリーズ。
目の前でデカバスがこぶんを咥え暴れている。
ぬりゃ!とにかく溶岩にラインを擦れさせないように懸命に堪えるも走り出した暴走機関車は止められない!
推定50cm!今まで見た事もないぶっとい魚体に巨大な口、3軍タックルでどうこうできる相手ではない。
切れるな!切れるな!必死で念じていたがフッと軽くなりジ・エンド。
長年苦楽を共にしたこぶんと共にヤツは消えた。バス君ゴメンな。

己の未熟さに腹が立ち、色々な事を考えるも後の祭。
ああしてれば、こうしてれば、いっそ飛び込めば・・。
BIGチャンスをモノに出来ない、ワシはそんな男さ・・。

ネガティブモード全開、負のオーラを纏ったワシは暫し放心状態。
意気消沈したままルアーを結ぶ、何故かフローティングミノー。
ダラダラと動かしてるとギル君達が猛チェイス!ポーズを入れた瞬間、グイッと持ってくようにHIT!


あら面白い。チャッチャッチャとトゥイッチしてポーズ・HIT!こんな風にギル釣った事なかったなあ。
こりゃ楽しいぞ!段々立ち直ってきたぞぉ。

え〜い!とロングキャスト!チャッチャッチャッチャ、ポーズ・・「バコン!」バスだ!いいファイトするのう!
今度はオープンスペース、逃がさんぞ。
手前でジャンプされヒヤヒヤしたが無事ハンドランディング、口開かないから鷲掴みじゃあ!34cmのいいバスだ


これで34cmってさっきの何cmあったんじゃ?ま、仕方ない。そういやミノ−でバス釣ったの初めてだ。
ここからミノ−オンリー。移動後も15cm〜25cm程のバスを4匹、無数のギルを追加


しかもバスはフッキング後4バラシ、全部釣ってればなあ。
車まで戻り更に違うポイントで暗くなるまで遊んでしまった。

第1部の実験、第2部のハードでバス、ギルと疑似餌釣りを満喫してしまった。
悔しい事もあったが一日で色んな体験、発見ができて有意義な時間を過ごせたなあ。
釣りはやっぱり面白いな。

RESULT
ブラックバス6匹 MAX34cm・ブルーギル多数
ドライフライ・トップ・ミノ―・自作ワームにて



TOP
BACK
PREV
NEXT