2005

H17年9月9日 金曜日
の大遠征編 MAK離島へ行く

車中泊は久々なので何度か起きてしまったが朝を迎えた。

パンを食べ、「ふわふわおしりふき」を持参してマックスバリューのトイレへ。
ワシは痔主である為、普通の紙で肛門を拭く事は自殺行為なのだ。

朝のミッションも無事終わり、フェリー乗り場まで急ぐ。
意外に時間がかかりセルフでガスを入れた時には6時40分、やっべえ!急いで駆け込み、
読めないぐらい汚い字で速攻で書類を書いて、車検証を提示。
ぎりぎりセーフ。

いよいよフェリーに乗船だ!
おお〜凄い、こうなってるのかぁ。
北XXの工作船のデカイ奴みたいだ。

さあ客室へ行ってみよう。ここかあ、結構いいじゃないか。


まるで遠足の子供。表に出て色々見て回り、客室の人がまばらなとこへゴロリ。

いよいよ出船だあ!


さらば本土。


また外に出て写真を撮り、ゴロゴロするも何か涼しい。
周りの皆さんはお揃いのの毛布を掛けている。
何処かで借りられるのかな?
船内の冷房はパワーアップし、とても半袖、半ズボンではいられなくなってきた。
車に毛布はあるのだが、航行中は車両室には戻れないのだ。
フロントみたいなとこで我慢できずに毛布を借りる。
何と有料!100円也。


冷房をガンガンかけてたのはその為か。
佐渡汽船恐るべし。
ほぼ全員が緑毛布の餌食に・・。

毛布に包まり寝ようとするも「何とか工業の秋山です。お世話になります。」と秋山が携帯かけまくり。
オマケに近くの2人組の一人が携帯が鳴ると走って外へ出て行くのはいいのだが、
その靴がキュッキュッとうるさいキュッキュマンのせいで全然寝られなかった。
しかも海は東映状態、かなり大きく揺れて船酔い等なった事のないMAKも危ない程だった。

しかし佐渡が見えて来るとハイになってしまい、元気&モチベーションUP。またも甲板をウロウロ。
到着10分前には「佐渡おけさ?」が船内に響き渡り(音量大)気分を盛り上げる。
車両室で車に乗りこみ暫し待つ。

いよいよ上陸じゃあ!
ガ―ッと船の前のゲートが開き、そこからいざ上陸。
乗るときは後ろからで降りるときは前から。Uターンの必要が無いようになってる。

よーし!どこへ行こうかな?港に停車し、先ず家に電話を入れてからその辺を叩いてまわる。
すぐ何か釣れるだろう、その考えが甘かった。波は高いし、風は強いし、水は濁ってる。
しかも佐渡でもフグが大量発生の為、入れ食い。まさか佐渡でもフグ地獄とは。


幾つも港をまわり、色んな事をするも時間だけが過ぎていく・・。
へチ等でワームでの根魚狙いが出来ないのがかなり痛い。
フグにあっという間にボロボロにされてしまうのだ。
10匹単位で追って来るので逃げられない。チェイスはメッキ並の速さ。
ワームを封印され、海の状態も最悪。絶体絶命のピンチだ。

しかも釣り人が少ないとネットで見たのに大嘘。
どこの港にも釣り人がいる。かなりガックリ
ネットでの爆釣情報に躍らされ、大金叩いてここまで来てボウズか・・。世の中甘くないな。

もう5時間程さまよってフグのみ。最後にと寄ったとこでもフグだらけ。
絶望し、海を見ているとアオリイカが泳いでるではないか。

出発の際、最後まで悩んだ末、持っていく事にしたエギをダメ元でキャスト。
エギングなんてやった事無いぞ。ゆっくりと沈んでいくエギにスーッとイカが近づく。

こんな感じだっけな、ヒュンヒュンとロッドをしゃくり、またフォール。
いつものULタックルにナイロンとエギングの常識を無視してる。

しかしイカ君、ヒレ?をワラワラと動かしてエギにチェイス!
次のしゃくりでサッとエギを捕まえた!HIT!ブシュ〜ッとジェット噴射!

MAKタックルのせいか、イカの引かないイメージを払拭する好ファイト。
墨やら水やらビュービュー噴射しまくってる。
ゆっくり巻いてそ〜っと抜き上げる。よっしゃあ!初アオリイカGET!
パチリしてリリース、小さいけど嬉しいなあ。


他にもいたのでキャスト!反応を見ながら常識無視のロッドを下に向けてトゥイッチ&ポーズ。
バスやギルを釣ってる感じだ。ずっとチェイスしてた奴が横にロッドをあおった瞬間たまらず抱きつく。
HIT!面白すぎ!ブシュシュ〜ッとジェット噴射を楽しみ抜き上げる。


ビュ〜ッと墨混じりの水をかけられ全身墨まみれ。
いつもの事だが、体や服の汚れ等全く気にならないMAKはそのまま続行。


ずっと追尾してくる奴を自分なりのアクションひとつでバイトさせる。
ほんとバス&ギルの釣りだな、こりゃ。
サイトでチェイスからバイトまで丸見えな為、どういうエギの動きに反応がいいか、
どんな時にバイトするのかが学習できる。


全身墨まみれでニヤニヤしながらブツブツ言ってるオッサンに犬の散歩のオバさんは完全に怯えていた。
離島まで来て通報されなければいいが・・。

更にHITは続く。


「う〜ん、いいねえ!」とか「よっしゃ!」「あ〜!」一人で奇声をあげまくり。


ホントに滅茶苦茶楽しい!エギングがこんなに面白いとはね。


サイズは小さいが全てサイトでHITさせまくり、薄暗くなる頃には17杯も釣っていた。
バラシが多かったのが悔やまれるが、エギング初心者にしては上出来だろう。

すっかり気を良くして断崖に立つトイレでフルチンで全身を拭き、歯を磨いて着替える。
幸い誰も来なかったが車は結構ビュンビュン通っていた。

夜釣りは島に慣れるまでやらないつもりだ。色々とリスクが大きいからね。

佐渡のメイン通りに行くと愕然。
TUTAYAやブックオフ、しまむら、牛角、コインランドリ―にコンビニ、モスバーガー、
大手居酒屋まで何でもあるじゃない。
もっとひなびた島を期待して来たのにな。何処行っても人多いしさ。

釣具屋で情報収集、台風通過後で厳しいらしい。
川はどうでしょう?と尋ねると好感触。
頭の薄さに親近感を覚える兄ちゃんは親切だった。ポイントマップを1500円で購入。
ブックオフでも釣りの本2冊購入で予定外の大出費。

店がコンビニを除いて22時には閉まってしまうのが田舎って感じだな。
コンビニでパンとソーセージを買い夕食タイム。
今日の宿はここの駐車場に決定。

後部座席を倒してトランクで寝たのだが
縄文時代の埋葬方法の「屈葬」みたいになってしまい、
腹にガスがたまって苦しかった。

次からは運転席で寝ようっと。

明日は川に行ってみるか。

RESULT

アオリイカ17杯
メーカー不明エギにて


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