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炎の大遠征編 佐渡島５日目 さらば佐渡島
昨晩色々考えた。
他県ナンバーの車や釣り人が多いのは、フェリー料金の大幅値下げが原因だろう。
これで全てのツジツマが合うもんな。これ以上の長居は無用だ。
朝は公園のトイレでミッションクリア。朝一番の６時半の船で本土に帰るぞ。
行きと同じ小木～直江津の航路でそこから家までトコトコ帰ればいいか。
ポイントマップを見ると新潟の糸魚川の近くの野池にライギョと書いてある。帰りに覗くか。
手続きを済ませフェリーに乗船。フッフッフ。今度はＭＹクマちゃん毛布持ってくもんね。
しかし軽自動車でこんな遠くの奴なんて誰も乗ってないぞ。
行きの船とは違う新しい感じの船だ。でも２等客室が細かく分かれてて嫌だな。
人と近くにならざるを得ないからね。
それでも２人しかいないとこがあったので横になる。
他の人は皆、佐渡汽船の思うツボの緑毛布だ。ワシは一人クマちゃん毛布。
思った通り冷房はガンガン、ハッハッハ！その手は二度と通じぬわ！
幸い静かな人達でのんびりできそうだ。そう思ったのも束の間、小学生が回遊し出した。
そういや何だか小学校なんて札があったなあ。ヤレヤレ。
たまにバタバタうるさかったが割りとウトウト出来た。
さらば佐渡、もう来る事は無かろう。
帰りは揺れる事も殆ど無く、無事に新潟到着。
さあ、また出発だ！
フェリーを降りて野池を目指す。４０分程で到着、しかし野池が見つからない。
ポイントマップは２００２年版、潰されちゃったかな、無駄足だったか。
ガスを入れ、さあ帰ろう。
そう思った時に新潟市にまたもライギョの文字。
う～ん、行っちまえ！トコトコと新潟市を目指すも遠い・・。
途中リッチにカップラーメンを食い、ソーセージ（こればっか）とジュースを購入。
３時間かかってようやく着いた。新潟県って広いのね。
そこから野池をさがすも何処をどう探しても見つからない。
ここまでの苦労は何だったのか・・。
ここまできたらやるしかない！日本横断じゃ！
フラフラと福島県まで走る。「いわき」まであと２３０キロか・・・。
ワインディングを華麗に攻めてるのに次々にあおられる。これ以上速く走れないんだよ、こっちは。
４時間半ノンストップで走り続けてようやく「いわき」に到着。
オール一般道は走り応え有り過ぎ。朝から何時間走ってるんじゃ？
ＭＡＫの日本横断ドライブ日記になってしまう。
何とか久々の太平洋まで来た頃には辺りは真っ暗になっていた。
福島の漁港で１０分休憩、そして港を歩いて見て回る。
釣り人に話しかけ情報収集。「アイナメならあっちさ行ってやったらいいべ。」
う～ん、方言っていいなあ。
市場の前の常夜灯の前でＭＡＫタックルⅡ（今名前付けたけどライトの方ね）でキャスト、
もうちょっと休憩してからでもいいのにと自分にツッコミ。
へチは反応無し。キャストしてリフト＆フォールを繰り返すと「ココンッ」ＨＩＴ！メバルをＧＥＴ！
メバルがいると解ればいつものＭＡＫタックルⅠのが断然楽しいのでチェンジ。
爆釣とまではいかないが、１時間弱で１０匹のメバルをＧＥＴ。
なかなか難しく、コツを掴むまで時間がかかった。
６月の茨城はやっぱ特別だったんだな。
ここで移動、南下して暫く走ると茨城北部の漁港に到着。
早速やってみるも雰囲気はいいのだが反応が無い。
キャストしてボトムをとり、スローリトリーブ。いきなり「ガツン！」手応え有り！
そこからギュンギュン凄いファイト！ドラグは出まくり、ロッドは弧を描いている。何だろ？
途中全く動かなくなってしまい、ロープにでも巻かれたかと強く引っ張るとファイト再開！
よかった、バレてないぞ。やっとの事で寄せてきて、正体も確かめずに抜き上げようとするも最後まで抵抗する。
スプールを押さえ一気に抜く！ビヨ―ン。
おおっ！クロソイだあ！
この大きさが釣れるとは。３０ｃｍジャストの立派なクロソイ、大感動！
パチリしまくり、セルフタイマーも使ってみたがどうか？
それにしてもいいファイトだったのう。根魚のくせにスタミナあるんだな。
この１匹で満足してしまい移動。
１時間弱走って６月にいい思いをした漁港まで来た。いや～、懐かしいのう。
果たしているかな？強風に苦戦しつつも３０分でメバルを５匹。
コイツらもホント楽しいな。いいヒキするから上げるまでこんなにちっこいとは思えないんだよな。
ここでも６月のようなイージーな釣りは出来なかったが、この日の食わせ方が解ってからは何とかなった。
朝５時に起き、フェリーを降りてから１０時間以上も運転。
釣り時間はろくにとれなかったがいい釣り出来て満足。
遊ぶ体力はトライアスリートクラス。
デイリーマートの駐車場で横になる。
時間は既に１時。流石に疲れたなあ。
ＲＥＳＵＬＴ
海
メバル１５匹・クロソイ１匹
自作ワーム・グラスミノーＳにて
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