2005

H17年10月19日 水曜日
一碧湖
MAK・TOMO

鹿留に行った日以来、風邪をこじらせて寝こんでいた。
2日間38度の熱に魘され、鼻からは息が出来なく、喉は痛いし咳はゴホゴホ。
大体風邪をひくと1週間ダメなのだが、水曜はTOMOがシークレット釣行可能確率高し。
それまでに体調を戻さねばと珍しくおとなしくしていたのだ。

朝、携帯が鳴る。
来たか!電話の主はやはりTOMO。
シークレット釣行可能との事。
「何か凄い鼻声だよ、大丈夫?」「大丈夫だよ。鼻がつまってるだけ」
ホントは熱が下がっただけで他の状況は変わってないのだが。

TOMOの仕事場に到着、荷物を積み替え出発!
TOMOは西湘方面への釣行を考えていたらしいが台風の影響が残ってるので断念。
堅いと思われる一碧湖、やれそうなら松川湖でも、と伊東方面に。
松川湖は減水で見るからにダメそう、一碧湖に向かう。

しかしいつものオイシイとこが大工事中!
飛び石からオーバーハングの木が生い茂っていた遊歩道はコンクリートで固められている。
工事用の足場がまだ続いてるって事はまだ先までやるらしい。
何処も釣り人には厳しいのぅ。
ここいっぱい釣れたのにな〜。

重機が入り、車も停められないので百景園で釣り券を購入、駐車場に停める。
ここのおばちゃんは昔、ここで券買って1周釣りしてきたら「券持ってる?」と聞いてきた過去がある。
券持ってない奴が殆どの中、マジメに買ってるのに(しかもあんたから)
怪訝な顔で聞かれたので頭にきた覚えがある。
まぁ認知症かも知れないからマトモに相手しちゃいかんな。
30代は広い心で行こう。

工事のせいで1周出来ないので観光客が行ったり来たり。
元々、観光客が多いとこではあったがこれはヤバイ。

ワシもTOMOもフライでギルを釣ってるのだが
「何釣ってるの?」「今の魚何?」
悪名高いブルーギルですと答えるとその反応は皆同じ。
「ほら、みんな食べちゃう奴だよ」「ここにまで居るのか!」
メディアが作り上げた悪者イメージ強し!
ここにまでってねえ、一碧湖は日本で最初にギルが放流された由緒あるギルの聖地なんじゃい!
ここまで駆除されてたまるか!
皇室が絡んでるから大丈夫だとは思うが、この先解らんね。

人や犬が引っ切り無しに通るので魚は逃げるわ、キャストは出来ないわでキツイ。
数匹釣って反対周りに出発。


こちらから回ると行き止まりまで相当な距離を歩き、
また同じルートを帰って来なければいけないので観光客が少ない。

暫く歩き、やっと釣り出来るとこに到着。
ポツポツと2人でギルを釣っては移動する。


しかし思った程、数が伸びない。

強風のせいもあるが、ここ最近めっきり寒くなってきたのもあるだろう。
それでもそこそこのサイズが群れているとこを見つけ楽しむ。

TOMOに大物HIT!
5番ロッドをギュンギュン曲げるパワー、ドライへの反応の良さ、ギルってやっぱ良いよね。
20cmジャストのランカーサイズ、この位からファイトが一段と凄くなる。


TOMOはバスもあと1歩だったのにな。

ワシはこの日、秘密兵器の2番ロッドを使用。
グラスなので一見2番には見えない程ゴツイのだが、これが面白いの何の!
6.6フィートと短めなので取り回しが良いし、何と言ってもその柔らかさ。
小ギルでもひん曲がるので、「おお〜!」とワシがふざけると
TOMOが「デカイじゃん!」と毎回騙されてしまう程である。
これぞMAKスタイルにジャストのロッドだ。
使ってはいけない金を使ってしまったのだが・・。

午後になって強風もマシになり、ペースが上がる。


木の下が安定して出るのだが、遠浅の浜に思いきりキャストして釣るのも楽しい。
何より人が少ないのがいいね。

ノンビリした雰囲気の湖で気心知れた友人と馬鹿言いながらロッドを振る。
男の贅沢だな。

夕方、豆ギルが入れ食いになり、総GET数は凄い数になった。
1日中、鼻は呼吸不能、相変わらず頭はフラフラしたが楽しい釣行だった。

RESULT
2人でブルーギルたくさん
ドライフライにて



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